絶対、好きになんかならない！2 (ページ1)

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膝の手当をする為

事務所から救急箱を持ってきて

休憩所で手当てを行う

「ハンカチ、血で汚しちゃったね…」

剛「あぁ、大丈夫だから

それより、一応消毒するね？

ごめん、染みるかも」

消毒し終わると、傷口に絆創膏を貼る

「手間を取らせちゃって、ごめん」

剛「さっきは、驚いたよ

当然、飛び出してきたからさ」

普通に、危ないよね…笑

剛「でも、元気取り戻したみたいで、良かった

この前は、家に帰りたくないほど

落ち込んでたからさ」

「あの日は、とてもお世話になりました…笑

迷惑かけちゃったよね？」

剛「全然、普通に楽しかったよ？」

「なら、良かった…笑

私、変な事してないよね？」

いつも、酔った後って

あまり記憶がないから

やらかしてる気がして心配だ

一瞬、目を見開くと

口角を上げて、表情を緩めた

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剛「それは、言えないかな…笑

秘密にしとく」

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軽く声を立てて、笑っていた