あなたの愛が足りない (ページ3)

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募る不安ページ3

でも、やっぱり不安だ。ネットを見る度に、携帯を開く度に、流れてくるウソの情報。もう、何が本当で何が嘘なのか分からない。

潤くんのこと信じてないわけじゃないけど、でも、心のどこかでは信じられてない自分がいて、怖い

もう、どうしたらいいのかな、私、このまま別れちゃえば楽になるのかな？

こーゆー時って、誰に相談すべきなんだろう？

そんな時、私の携帯が着信を知らせた。

誰だろう？着信履歴を見てみると、ニノって書いてある。

え、なんで、ニノ？！私は慌てて出る。

真央:『ニノ？！』

和也:『そうですよ、二宮和也ですよ。ところで真央さん、何か悩んでるんでしょ？』

真央:『え？別に特に何も。』

和也:『うちのJがさ、最近、妙に元気ないからね、思い切って聞いたのよ。J、真央ちゃんと別れたの？って。そしたら、別れ？！別れてねぇよ！でも、別れの危機かもしれないって悲しそうに言ってたからさ、何かあったのかと思って、』

真央:『潤くんは、かっこいいから、一緒にいるといつも不安なんだ、』

和也:『何？惚気？笑』

真央:『違うよ！』

和也:『冗談、冗談だよ。潤くんからさ、頼まれたんだよね、実は言うと、』

真央:『え、どーゆーこと？』

和也:『潤くんが、さっき楽屋に入るなり、大きなため息ついてて、俺を含めた4人、松本潤が楽屋入るなり、大きなため息つくとは珍しい！って思ったの。翔さんが意を決して、松潤、何かあった？って聞いたら、俺は、ちゃんと幸せにできてんのかなって、最初はなんの事か分からなかったけど、すぐに分かった。真央ちゃんのことだって、個別のコーナーの撮影、Jが先に呼ばれたんだけど、そん時に潤くんにこう言われた。』

真央:『なんて？』

和也:『ニノ。真央の悩み聞いてやって。悩みというか愚痴。あいつ、相当、我慢してると思うし、あいつは、肝心なこと何も話してくれないから、ニノ、頼む。って。いつもの自信に満ち溢れた潤くんじゃなかった、』

真央:『ねぇ、ニノ……、私、気づかないうちに潤くんのこと傷つけてた。私だけ、被害者ぶって、潤くんの事何も考えてなかった。どうしよう……どうすればいい？』

和也:『真央ちゃんはさ、潤くんのこと好きなんでしょ？』

真央:『うん、好き。大好き。』

和也:『じゃあさ、真央ちゃんのその真っ直ぐな思いを潤くんにそのままぶつけてみなよ。潤くんなら、きっとううん、絶対に受け止めてくれるよ。だって、潤くんも真央ちゃんと同じ気持ちだからね、』