検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:83,749 hit

story4” ページ6

ある日の任務後、リンと甘味所に行くことになったA。さあ行こう、となったところでオビトも行きたいと会話に入ってきた。


「なあ、俺も行っていい?」

「だ〜め、女子会するんだから」

『そうだよ。紅も呼んで女子だけで行くの』

「おい、“だけ”って言うところ強調してるだろ」

『えーなんのことかな?リン行こ!』

「うん!」


オビトは二人に無視をされ、カカシにも鼻で笑われていた。悔しそうな顔をしていたが何かを思いついたのかカカシに話しかけた。


「…おい、カカシ」

「なんだよ」

「Aとリンのあと付けて会話盗み聞きしようぜ」

「バレたら、嫌われるぞ」

「バレなきゃいいんだよ。行くぞ」

「俺は行くって言ってない……っておい!引っ張るな」


カカシは無理やり引っ張られてやってきた。バレたら巻き添えだが、ここまで来たら引けないのかその場にとどまる。
二人の視線の先には三人がいて、ちょうど恋の話をしているところだった。


「ねぇ、紅って好きな人いるの?」

「なっ何いきなり!」

『僕も聞きたいなぁ』

「わ、私のことよりAは?カカシとかオビトがいるじゃない」

『え、僕?』

「どっちか教えてよ〜」


悩んでいるAを見てリンと紅だけでなく、オビトとカカシも気になっていた。
Aは少しするとはっきりとした声で言った。


『僕はね、カカシもオビトも好きだよ』

「二人共!?」

『あ、けど恋愛感情ではない!リンも紅もみ〜んな好きだからね』

「…自分の事には鈍感なのね」


二人がため息をついているのに意味がわからないといいたげなA。一方オビトとカカシも予想外の答えに唖然としていた。


「なんでだよ!!」

「オイッ、大声出したら…」

『二人共なんでいるの?』

「A」


二人共ヤバイ…と冷や汗をかいて逃げようとしたが、リンと紅も来てしまったため逃げることはできなくなった。


「まさか盗み聞きしてたの!?」

「信じられない」

『女子会って言ったのに…もう、二人共嫌い』

「わーー!!ごめん!許してくれ」

「ごめん」

『………今回だけだよ、次に僕達の話を盗み聞きしたらほんとに許さないからね』


そうして許されたはいいが、数日間はAの機嫌が少し悪いままだった。

story5”→←雪桜眼とは



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , 転生 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アニメ大好き☆ゆき★(プロフ) - Black Knifeさん» 指摘してくれてありがとうございます!訂正しておきます! (2018年12月13日 23時) (レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)
Black Knife - Story18のイルカ先生の発言がナルトが発言していることになっていますよー。 (2018年12月13日 22時) (レス) id: 7a28973cff (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き☆ゆき★(プロフ) - 七星さん» 最初から見て下さり感激です!ありがとうございます! (2018年11月6日 17時) (レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)
七星 - 一から読ませてもらいました!面白いです!落ちがどうなるか楽しみです!! (2018年11月6日 0時) (レス) id: 9defa21c78 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き☆ゆき★(プロフ) - 雪さん» 雪さんありがとうございます!カカシがいつ気がつくかはお楽しみです!もう少しか、まだ先か……!! (2018年7月18日 18時) (レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆき(幸) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2017年10月17日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。