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『今日から一人暮らしかぁ』
木ノ葉隠れにある一見のアパート前。
下人試験のため一族の里を離れ、一人暮らしをすることになった。一族の皆と離れるのは寂しいけどこれもいい経験になるならいい。
「なにそこで突っ立ってんの?A」
『ん?僕今日からここで暮らすことになったんだ』
「じゃあ俺の家の隣か」
『そうなの?じゃあよろしくね』
笑顔は大事って言われてたから笑顔で言うと何故か横を向いてよろしくと言われた。よくあることととはいえ、相変わらずわからない。
少し話してから別れ、家に入って荷物を片付けた。意外と荷物が少なかったけれど持ってきたものの思い出を振り返っていると結構遅くなってしまった。
次の日はちょっと早めに起きて準備を済ませた。
『よーし、準備万端!……だよね』
たまにある忘れ物がないかをしっかりと確認して家の扉を開けると、隣の扉も丁度開いてカカシが出てきた。
『、おはようカカシ』
「おはよう」
『一緒に行こ?』
「いいよ」
カカシとアカデミーに向かっている途中では術についてや試験についてを話していた。アカデミーの教室についたので扉を開けると緊張しているのかピリピリしている。
『おはよーリン!』
「おはようA、カカシ」
「おはよ」
『今日下忍試験頑張ろーね」
「うん、頑張ろー」
オー!とリンと腕を上げていると後ろから勢いよく誰かが入ってきた。
「Aーリンーはよー!!あとカカシも」
「おはようオビト」
『オビトおはよー。今日は遅刻しなかったんだね』
「おいA!俺がいつも遅刻してるみたいな言い方やめろよ〜」
『え?違うの?』
そう言うと漫才のようにガクッとなっていた。とはいえ遅刻常習犯なのは本当のことだから返す言葉がないみたい。
全く緊張感のないオビトと話していると先生が入ってきたので席についた。
一人ずつ呼ばれていくのをぼーっと眺めていると僕の番になったみたいだ。
「次、桜花A」
『はい』
やっと僕の番になったから別室に行くと分身の術をやるように言われた。案外簡単なことで拍子抜けしつつも、印を結ぶ。何体出せという指定がないため10体ほどの分身を出す。
「合格だ」
『はい、ありがとうございます』
やったー!と叫びたいのを我慢して礼儀よくしておいた。
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アニメ大好き☆ゆき★(プロフ) - Black Knifeさん» 指摘してくれてありがとうございます!訂正しておきます! (2018年12月13日 23時) (レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)
Black Knife - Story18のイルカ先生の発言がナルトが発言していることになっていますよー。 (2018年12月13日 22時) (レス) id: 7a28973cff (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き☆ゆき★(プロフ) - 七星さん» 最初から見て下さり感激です!ありがとうございます! (2018年11月6日 17時) (レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)
七星 - 一から読ませてもらいました!面白いです!落ちがどうなるか楽しみです!! (2018年11月6日 0時) (レス) id: 9defa21c78 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き☆ゆき★(プロフ) - 雪さん» 雪さんありがとうございます!カカシがいつ気がつくかはお楽しみです!もう少しか、まだ先か……!! (2018年7月18日 18時) (レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき(幸) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年10月17日 21時