story123 ページ33
貴「…誰？」
「我だ。小さくなっただけでわからなくなるとは阿呆なのか？」
貴「アホじゃない。というかなんでそんなスラスラ話してるの？」
さっきまでは途切れ途切れで聞き取るのが難しかったのに。
「簡単だ。封印が解けたことにより我は自身の身体を保つためのチャクラが必要なくなった」
貴「だから負荷が無いってことか…」
便利な身体。
納得していると獣は僕のお腹に体当りしようとしてきた。
貴「ちょっと、何するの」
「一々聞くな。我が貴様の中に入ると言ったであろう」
貴「はい…？いやいや、そんな直接なんて思わないから！」
「黙っておれ。痛みなど感じん」
貴「わかった…けど、名前教えてよ」
名前を知らないとどう呼べばいいかわからないし。
そう言うと少し悩んだ獣はこう言った。
「今のところは神と呼べ」
貴「シン…？」
神と書いてシン。
絶対本当の名前じゃないと思うけど…。
気にしたら負けな気がするから何も言わない。
「では、我が入るから動くなよ」
貴「わかったよ」
痛くないって言ってたけどほんとかなぁ。
その場に立つと次こそ体当りしてきた。けれど衝撃もなくすり抜けたように消えている。
貴「成功…したの？」
〈したぞ〉
貴「ど、どこから？」
〈貴様の身体の中からだ！まったく、覚えが悪いやつはダメだな〉
本当に入ってるんだ…。
お腹の辺りを触ると、シンは封印術を使えと言ってきた。
貴「なんで封印術？」
〈我の意志で入ったが、何かしら強い衝撃があれば簡単に出てしまう。そうなれば困るのは貴様だ〉
何が？と聞く前に聞いたら後悔すると言われた。それに今は言わなくてもいいと。
封印術は桜と雪を使って厳重に、と言われたので出来るだけ高度なものを使った。
帰り方を聞くと、洞窟にもある泉を潜っていけば戻れるらしい。
ついでに服も乾くとのこと。
言われた通り潜って行くと元の場所へと戻ってきた。
…なんだろう、どっと疲れたな。
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ゆき（幸）(プロフ) - なのはさん» ありがとうございます、更新できる日は多く書けるように頑張ります！オチは決まってるのでお楽しみにー！ (2019年12月9日 14時) (
レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです！オチはサスケでほしです！ (2019年12月8日 0時) (レス) id: 122a982782 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき（幸）(プロフ) - 累さん» すみません。少しだけ編集し直したかったので非公開にしていました (2019年3月26日 21時) (レス) id: 5dfbae1f36 (このIDを非表示/違反報告)
累 - 92話がないです (2019年3月26日 20時) (レス) id: 8f85ac4c78 (このIDを非表示/違反報告)
累 - ありがとうございます (2019年3月23日 22時) (レス) id: ae81df47f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき（幸） | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2019年3月15日 13時
