降谷姉の囚われの日々【降谷零】

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「巫山戯るのも大概にしろ、宮崎茂。


お前には儲け話などない。

あるのはこれから先の牢獄生活だ」


カチャ、


と銃口が向けられる音が宮崎茂を囲む。

その中にはジョディとキャメルもいた。



「何だと…？

俺は荷物をただ運んだだけだ！それも報酬は多額の金のみ！！
それのどこが罪に問われると！？」



「お前が経営するカジノを少し調べた。
普段は普通のカジノだが…月の第3木曜日の夜は違う。
銃や臓器の違法密売、人身売買のオークション会場として開いているそうだな」



男の目が泳いだ。
模範的図星の反応であった。




「ど…っこからその情報を！！！」



「お前の部下が金につられて簡単に話してくれたさ。

まぁ彼も今は警察送り。


お前が指名手配犯になるのも遅くはないな」



「くそっ…クソクソクソ！！！」



男はいきなり走り出す。逃亡を図ったようだ。



だが、




「その選択はお勧めしないな」




「グァッ…！！」




足元すれすれを銃で撃たれ、動揺したところを赤井が一発打ち込んだ。




「さぁ吐け。


お前が運んだ荷物の先を…


彼女の居場所を。

教えればお前の罪は軽くしてやる。
それは我々がFBIが保証する。」



男は殴られた腹を抱えて、掠れた声で言った。




「俺が…俺が届けた荷物は女のキャリーケース。

ある日カジノに来たジンに頼まれて、即日シンガポールまで取りに行き、東京に帰ってきた」



「東京に、か。その後は」




「その後は、カジノにジンがキャリーケースを取りに来てそのまま持って行っちまったさ。

一千万の現金を置いて行ってな。」




「……わかった。話してくれたことに感謝する」




彼女のいる場所は東京。


それだけでも十分な情報だ。




宮崎茂はその後到着した日本警察が身柄を確保した。


が、そのことがニュースとして流れることはなかった。




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更新遅くなってすみません。
風邪なのに学校行ってたら日に日に体調が悪くなっていき気づいたら学校休んで寝込んでました。

(つい先日は女子のアレと採血検査が重なり、貧血状態。目眩やばかったです。ぶっ倒れました。)

皆さん、少しでも熱があったり風邪の症状があるときは休んでくださいね。作者今声出ないので好きな歌歌えず、友達とのカラオケもいけず、とても後悔してますから。休みましょうね！！！

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