怪盗編19 ページ21
「お、おいA…どうした…」
「治さんが業務連絡を果たしていないので頭にきただけです。そろそろ仕事をしっかりしてもらわなければ…」
書類仕事も私に回ってきそうですし、という意味を込め、散らかった治さんの机をじとーっと見つめた。
「そういえば太宰さんはどこに行ったんですか?」
「ん?あぁ、特務課だよ。
容疑者の核心を得ているところじゃないかな」
「容疑者__________?」
敦くんは不思議そうに首を傾げた。
と同時に、探偵社のドアが開く。
「はぁ…」
なぜかやつれた治さんがいた。
治さんが疲れている…!
「治さん!」
「あぁA、もう一苦労だった…
結果からいうと彼女の記録はなかったよ…」
あー面倒だ面倒だー…と口をへの字にしていう治さん。
え、まって
「なかったって…どうして…」
「さぁね。ただの無自覚の異能持ちか、はたまた意図的に特務課に出していないか…」
だとしたら彼女は、
「幸田千代_____」
何者_____?
「あ、治さん。業務連絡はちゃんとしましょうね!2日後のパーティーのこと、何も聞いてなかったんですから」
「あぁー!あったねそういえば。ごめん」
ウィンクして言われた…かわいい…かわいいけども!!
「ぜんっぜん反省してない…」
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しのはら(プロフ) - 研磨が今日も尊いさん» 確かにそうですね。私もそう考えます。 (2019年4月29日 17時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
研磨が今日も尊い - マフィアと黒ずくめが戦ったら余裕でマフィアが勝つ妄想をしてた (2019年4月29日 17時) (レス) id: 9302f4ea83 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - ゆずみかんさん» 応援の言葉ありがとうございます。更新ペースがとても遅く申し訳ありません…頑張らせていただきます! (2019年4月27日 6時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずみかん(プロフ) - すごく面白いです!更新頑張ってください! (2019年4月26日 10時) (レス) id: 0f93b089e1 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - 淡月 朧さん» 返信遅くなり申し訳無いです。ありがとうございます!返信はかなり不定期ですが、待ってくださると幸いです。 (2019年4月6日 9時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しのはら | 作成日時:2018年5月29日 20時