降谷姉の弟に会えない日々【降谷零】

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美味しかった…ランチセット。
朝食というには遅すぎたので結局ランチセットを頼んだ。


「降谷さん、お茶をどうぞ」


「ありがとうございます」


ん〜！緑茶の匂いは落ち着くなぁ…



「それでは依頼内容を聞かせていただけますか」



「はい。１つ目は、私のストーカーを捕まえてほしいんです」



「泉谷さんにストーカー！？」



「えぇ…三ヶ月ほど前から動きはあったんです。最初は事務所に変な手紙が送られてくる程度でした。
今日も可愛いね

僕は髪は巻いた時の方が好きかな


とか。たまにそういった少し勘違いしてしまった方はいるので無視してたんです。
ですが一ヶ月前、タクシーから降り、家に向かうまで尾行されました」



「なんですと！？」



「私は仕事で疲れていたので尾行されてたのに気づかずいえにはいってしまったんです。それからは毎日背後に視線を感じ、手紙も事務所通じではなく直接ポストに投函されていました。
手紙の内容もどんどん悪質になっていき…


…すみません、内容は伏せてもいいですか」



あまりにも気持ち悪すぎて言いたくない…

手紙の内容は気持ち悪い以外表せない。

[今日のパンツは赤だったね、勝負下着ってやつ？
誰とやってるの？

僕以外に抱かれるなんて許さない。］



…………思い出すだけで吐きそうになった。


「無理をせず！言いたくないことは伏せてもらって結構ですから！コナン！一応袋用意してこい！」


「はーい！」



あ、コナンくん袋ありがとう…気遣ってくれたんだね。



ありがたくいただくよ…


(吐いてません、すんでのところで止めました)



「では活動休止もそのストーカーが原因で…？」



「はい…あの手紙と恐怖を思い出すと吐き気に襲われて…毎日眠れない日々を過ごしていました。
日に日に酷くなる隈をマネージャーが指摘してくださり、精神の安定とストーカーの逮捕をするため米花町に越してきたんです」

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