転生したら金持ちのご令嬢で隣人が中也さんだった話。

食堂 ページ45

1人でカフェテリアまで行き昼食をとる。

面白い講義もあればつまらないものも…と様々でまぁやっていけるだろうと感じた。
サークルには入らない。これ絶対！



「…太宰さんの授業悪くなかった」



古典の授業をやったが…なかなかおもしろい。
雑談も加えながら場の空気を盛り上げていく。
太宰さんの授業は人気が出そうだな…

つっても私古典習っても意味ないんだけどね(

情報処理とか経済とか…

そっち系やんなきゃだから次からは行かないようにしよう。



昼食のうどんを食べながらこれから何しようかと考える。

大学は夕方まで。
そのあとまっすぐ家帰って中也とでもおしゃべり…



「……中也ぁあ」



ここ最近毎日喋って一緒に生活してる。

あー…中也に会いたい。非常に会いたい！！



「…Aちゃん？」



「わぁぁっ！？」



不意打ち！？
え、ビビる！！！



「急になんですか太宰さん！
うどんのお出汁が溢れます！」



「うふふ〜様子を見に来たのだよ。

中也に会いたいのかい？」



「……会いたいです。無性に会いたくなっちゃって…」



はぁ…と思いお茶を一口飲む。
ちゅーやーあーいーたーいー！



「本当になんで君たち付き合ってないの…」




「え、なんか言いました？」



「いや、なんでもないよ」



？

変なの。








私は気づかなかった。

周りからの、
嫉妬と怒りに溢れた視線を

いつも通り、にいけたらね→←恨みたい！

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