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「は…」



思考が停止した。
この人、私に今キスした。



キスされた!?



「今日からここがお前の部屋だ。

明日の5時に起床、朝食は俺とお前の分だけでいい。わかったか」



「え…あ、は……い」



そう言うとジンは部屋から出て行った。

_____どうしろってんだ。



「え、えぇぇ…」



さりげなくファーストキスを奪われた。
ジンって顔がよければ誰でもキスすんの…?
あぁ…でも噂になってたなぁ。
ジンとベルモットの「マティーニを作る」というワードの真意。

肉体関係があったのではないか、という数々の視聴者さんを私は眺めてなるほどな、と関心していた。

でも待って。私がマティーニ作りに参加したいとは一言も言ってない。
ジンとあんなことやこんなことを…なんて絶対無理!!怖い、怖すぎる。
絶対やること済ましたら殺されそう。



「寝よう…」




明日の朝、起きたら忘れてるといいな。


前世の私なんて消えればいいんだよ。どうせ、黒川家と烏丸家の奴 隷のように生きていくんだから。苦しい生活するぐらいなら私は死を選ぶよ。



「_____殺してよ」



私は深い眠りについた。





_____…




こんな森の中でも憎たらしいほどに爽やかな風は来るらしく、



「……現在7:00。



終わったな、こりゃ」



私は諦めの目をして、天を仰いだ。

どうしよう。普通に寝坊した。
そして普通に前世の記憶ある。はは!




神 様 ふ ざ け ん な 。



「だぁぁ…!!もうどうにでもなれ!!」



急いで身支度を整え、勢いよく部屋を出る。



場所が、わかんない。




「マップ…なんてものはないよね。一応ココ家だもんね」



「_____おい」




「ヒッ…!」



肩が上がり、背筋が凍った。
この声、この雰囲気。この屋敷にいるのは私の他に1人しかいない。



「じ、ジン様…」



死亡フラグ建設(?)。

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しのはら(プロフ) - ルリさん» 返信遅くなってごめんなさい!ありがとうございます!!こちらもぼちぼち更新していきたいと思ってるので是非楽しみにお待ちください! (2019年6月23日 7時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 降谷さんの姉のお話も読んでます!!!この小説も面白そうですっっ!!応援してます! (2019年6月16日 23時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しのはら | 作成日時:2019年6月16日 19時

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