検索窓
今日:19 hit、昨日:45 hit、合計:601,078 hit

独占欲の強い男 ページ8

毛利さんはやっと私たちに気づいたのか新聞を思いっきり机に置いてこちらに近付き、私の手を取った。
え、何この人。既婚なんじゃないの、え?


「はい!私が眠りの小五郎こと毛利小五郎です!!美しいお嬢さんだ…」


…………ワォ。
言葉が出ないぐらい…えっと言いづらいんだけど、ドン引きしてます。はい。


後ろからは毛利さんの娘さんが鬼の顔で見てた。今にも殴りかかりそうで怖い。



「……ん?」


私の手に触れていた毛利さんの手が誰かの手によって掴まれた。

まさか…


「おっと、その手は離してもらおうか」



いつの間にあんた私の後ろにきてたんだ。
気配が無さすぎて…

ってあんたも顔怖っ!
ドス黒い笑顔しないで!?ほら毛利さんが怯んじゃってるよ!?


「すまないね、彼女は私のお嫁さんだからそのような行為はこちらとしては面白くない」


独占欲高いですね貴方。
ていうか貴方毎日私を嫉妬させるためにやってるでしょう。
説得力皆無なんですが。

毛利さんの後ろでは乙女の悲鳴をあげる女子高生がいるが見なかったことにしよう。
恥ずかしくなってきちゃうじゃん!


「すみません。うちの旦那さん独占欲高くて…

そうそう。貴方が今回の仕事相手ですね」


あくまで自然に…自然に…。
胸ポケットから名刺を出し、毛利さんに渡す。


「私は横浜にある某探偵社の者です。
仕事の関係上住所、社名などは秘密事項となっております故記名できず申し訳ありません。

あ、因みにこの人も」


「私も探偵社員です。
今回はよろしくお願いいたします」



私と治さんは礼をし、オドオドしている毛利さんたちにゼロ円スマイルで挨拶した。





_______

余談。
ゼロ円スマイルでゼロの執行人思い出しました。授業の小テストとかで一回0点とっちゃった時、

「よっしゃあ!ゼロだ!ゼロの執行人だーい!」

とクラスで友達と叫んだら先生に笑われた…


クッソどうでもいい話すみませんでした。本編書きます((

警戒心がスゴォイ→←勘ですが何か?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (310 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
876人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

研磨が今日も尊い - マフィアと黒ずくめが戦ったら余裕でマフィアが勝つ妄想をしてた (2019年4月28日 23時) (レス) id: 9302f4ea83 (このIDを非表示/違反報告)
とう(プロフ) - しのはらさん» いえいえ!作者様のペースで頑張ってください! (2018年5月27日 16時) (レス) id: cb63dd0036 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - とうさん» ありがとうございます!更新…遅くて申し訳ないです。これからもこの作品を宜しくお願いします! (2018年5月27日 16時) (レス) id: e60cfd6252 (このIDを非表示/違反報告)
とう(プロフ) - すっごい面白いです…!更新楽しみにしてます、これからも応援してます〜! (2018年5月26日 16時) (レス) id: cb63dd0036 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いいなー見たかった(´;ω;`) (2018年5月6日 9時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しのはら | 作成日時:2018年4月7日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。