太宰夫妻と名探偵達の怪奇譚【文スト】【名探偵コナン】

その頃のポアロ内 2 ページ6

一回離した視線が自然と2人のカップルに目がいってしまう。


「あ…」


彼 氏 さ ん の 方 と 目 が 合 っ た 。

しーっと人差し指を立てられウィンクされた。
え、え、え！？
ど、どうすれば…！？


彼女さんは頭ぐりぐりやってる…なんか可愛いけど貴方たちガラス越しの喫茶店の前で何やってるんですか！

こっちが、こっちが恥ずかしくなってきちゃったんですけど…！


「ランチセットのハムサンドです。」


「あ！はいありがどうございます！」


うん。ハムサンド食べよう。
ハムサンド食べて知らないふりしよう。


「蘭君も新一くんとああいうことするのか？」


「ッ！？」


新一と！？つっ…付き合ってもないよ？
ハムサンド食べる前でよかった…
驚きと羞恥で体が止まる。


「あれ？蘭？らーん？！」


「蘭ねぇちゃんどうしたの！？」


遠くでコナンくんと園子の声が聞こえる。
し、新一と抱きしめ…？
イチャイチャ…？
あんな耳元に口近づけて囁き合う…？


「あ………えっ…あ」


…………しばらく、ぼーっとしてた。






(ちょっと世良のねぇちゃん！蘭ねぇちゃんに何言ったの！？)


(んー？なんでもないよ〜。ただ蘭君には刺激が強かったかなーあのリア充は)


(えぇ…？どういうこと？)



_____
太宰夫妻が店内に入った時ザワザワしてた原因↓
蘭ちゃんが太宰夫妻のイチャイチャしてるところを自分と新一に重ねてショートしてしまったから

勘ですが何か？→←その頃のポアロ内

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