展示会編16 ページ40
「手短にいうと、そっちの事情を知れたのはコナンくんからだ」
「…コナン君」
そういえば…話しちゃったっけ。
「コナン君から武装探偵社がマフィアを警備するために来たと知った僕はマフィアともう一つの勢力を関わらせないため…
もしくは対抗するためだと考え、そこの元幹部、太宰治に問い詰めた」
「言っちゃった」
治さんめ…
「スメラギとマフィアの接触を回避したところで、後処理ができにくい。異能特務課はすぐには来れない。なんたってここは船上だからね…
だから、正規ルートでのスメラギ確保をお願いした。
そう、犯罪組織や国際テロを標的とするゼロにね」
なるほど…
確かに後処理までは考えてなかったけど…
「それならそうと言ってくれれば」
「警察が手助けするって知ったら、Aは自分でなんとかしようと思うはず。
言わない方が適切だと私が判断した」
…何も言い返せない。
「…そうですか。
安室さん、ゼロだったんですね」
公安警察とは知ってたけど、まさかその頂点だったとは…
警察ってことに変わりはないから複雑…
「貴女も元ポートマフィア幹部補佐ですよね」
「!……捕まえますか」
「しませんよ。
今は武装探偵社なんでしょう?よかったじゃないですか。良い職場で人を助けているんですから」
安室さんは微笑んだ。
あ、この人…よくみるとめっちゃイケメン…治さんと同じ…
「Aー?」
「げっ」
治さんが黒い笑みで笑ってる。わーかっこよくない怖い怖い怖い!!
「仲睦まじいことで微笑ましいですね!」
「ちょっ…安室さん助け………」
「では僕はこれで!」
「安室さぁぁぁぁん!!」
「さーてA、お仕置きだね」
お仕置きされるほどのことしてませんけど!?
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研磨が今日も尊い - マフィアと黒ずくめが戦ったら余裕でマフィアが勝つ妄想をしてた (2019年4月28日 23時) (レス) id: 9302f4ea83 (このIDを非表示/違反報告)
とう(プロフ) - しのはらさん» いえいえ!作者様のペースで頑張ってください! (2018年5月27日 16時) (レス) id: cb63dd0036 (このIDを非表示/違反報告)
しのはら(プロフ) - とうさん» ありがとうございます!更新…遅くて申し訳ないです。これからもこの作品を宜しくお願いします! (2018年5月27日 16時) (レス) id: e60cfd6252 (このIDを非表示/違反報告)
とう(プロフ) - すっごい面白いです…!更新楽しみにしてます、これからも応援してます〜! (2018年5月26日 16時) (レス) id: cb63dd0036 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いいなー見たかった(´;ω;`) (2018年5月6日 9時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しのはら | 作成日時:2018年4月7日 13時