太宰夫妻と名探偵達の怪奇譚【文スト】【名探偵コナン】

忠告 ページ11

「その名の通り横浜にある武装した探偵社だ…

政府や諜報機関から灰色の仕事を受け持つと聞いている」


あ、知ってたんだ！


「合ってますよ。大体はそんな感じです」


「でもなんでわざわざ手渡しなの？

郵便とか使えば手間省けるでしょ？」


そんなどうでもいいこといちいち気にしないのー！っといつもなら返すけどここは仕事場。

ちゃんとしなければ武装探偵社の名に汚点がつく(すでにたくさん付いてますけども！



「んー…たまにいるのよ。郵便配達員に紛れ込んだスパイが」


「え、それほんと？」


「ホントホント〜」


これはマジです。
やめてほしいね切実に。プライベートまで見られてるかもしれないんだよ！？
許せぬ…



「とまぁ…私たちの仕事はこれで終わりです。

よく読んでおくようにしてください。




そして、当日。無駄な事をしないように。

危機察知能力がとても大事ですからね」



「では、今週末。楽しみにしています」



そう忠告し、私たちは探偵社から出た。









この大型クルーズ船上展示会。

かなりの組織が交差し合い、予想以上にヤバイことになる。

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