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津田:「…素直って嘘だよな
俺は…素直じゃない。
お前を幸せにしたいから俺の所に俺のそばにずっと居てくれませんかって言えなくて
今の関係をずっと続けとけば居なくならないのかなとか考えてしまう臆病者だ。
お前に…っ、ただいまって言われた時どうしてもおかえりと返せない…そういう関係になるのかな?って思ってしまう。
歳だって…離れてるしなぁ。もっと相応しい人はいるって思うと…言いたいことが言えなくなる。
だから、俺は素直じゃない」
管に繋がれている手を握りしめそう呟き
下を向いた
床は何も変わらないのにな
聴いてもいないのに
すると
「、だ…さん」
津田:「……A?」
薄らと目を開けたAが俺を見ていた
…起きた
急いでナースコールを押してAを見る
するとAは俺がそっちを見るのと同時に俺の頬に触れようとしていた
津田:「…ん?」
貴方:「…す、直、
です、よ?」
……え
俺はその言葉を聞いてただ
津田:「っ…馬鹿」
そう言ってAの手に触れることしができなかった
看護師:「お体はどうですか?」
貴方:「…痛みはありますが」
看護師:「あ、もしかして口の中口内炎」
頷く
なんか…凄いことなってる口の中
口内炎凄い
口の中切ったんだろうな
そしてなんか
憑き物が取れたような感じ
なんかスッキリしてる私
なんでだろう
…空気吸いたいな
管に繋がれた体を起こして足を地面につけようとしたら病室のドアが開き売店に行ってた津田さんが慌てて私の体を前から支えていた
貴方:「うわっ」
津田:「危ない
両足使えないから寝てろ」
貴方:「いや、右足は軽くヒビだったのでいけるかなぁと」
津田:「……はぁー
車椅子用意するから待ってて」
へ?
え?
キョトンとしてる私を横目に津田さんは車椅子を用意し近くに持ってきた
そして私の体を支えると車椅子に座らせてくれた
なんか
貴方:「…ごめんなさい」
津田:「いいよ。なんか慣れた」
凄く申し訳ないことしてる
津田さんはそのまま車椅子を動かして廊下に出ていた
…本当に私入院してるんだな
そして津田さんは屋上に連れ出して外の景色を見させてくれた
貴方:「うわぁ…綺麗な空」
津田:「…少年元気だよ」
貴方:「それは良かったです。
生きててくれて」
津田:「多分今日来ると思うよ」
貴方:「…いいのに来なくて」
なんか申し訳ないな
そう思っていると津田さんは後ろから抱きついてきた
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綉 - 物語読みました。 物語は完結していますが。。。 その後の2人が気になります。 またパート1・パート2沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (3月2日 1時) (レス) @page34 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく77のここの部分 落とされたのであれば多分嫌きっと私は貴方からは離れないのだろう。 これ正しくは多分いやきっとではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 77のここの部分 この人とずっとそばに居たい これ正しくはこの人のそばにずっと居たいではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page33 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - 何度も続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 76のここの部分 そう言うと津田さんは先に言われたというな感じで私の腰に腕を回してふてくされた感じに言った これ正しくは先に言われたというような感じでではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page32 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
綉 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 73のここの部分 いや、もう吹っ切ったのかもしれない これ正しくはもう吹っ切れたではないんでしょうか? (3月2日 1時) (レス) @page29 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル春 | 作成日時:2018年1月14日 3時