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ご飯も食べ終え片付けをしそれぞれバラバラにお風呂に入って眠る。


眠って少しして目が覚めると隣にいた彼が居なかった。


まだ夢の中の頭を動かしてみる。
『俺床で寝ようか?』
『大丈夫ですよ。シングルですけど
あ、壁側が良いですか?』
『いや、反対側でいい』


そんな会話をした記憶はある。

身体を起こして床の方を見ると彼がカーペットの上で横になっているのが分かった。
…クッション枕にしてる。

しかも、毛布私だけ


…寒いよね?


床に足をつけて彼の傍に行くと彼は普通に眠っていた。
……寒いよね?

彼に毛布をかけると彼が少しだけモゾっと動いた

起きた?

でも、また直ぐに眠りにつく。


…私コート着よう


クローゼットの方に行き冬用のコートを手に取るとそれを肩にかけて彼の傍で横になる。

お客さん用の布団とか揃えないとな。

…寒くないかな


もしかして寝返り打って落ちたのかな。
いや、違うか
だったら音がするけどしなかったし


彼の寝顔を見ていると眠くなってきた。

明日も彼と一緒にいるとワクワクが止まらない。
まるで遠足前日の子供みたい。


「…おやすみなさい」


小さく呟き私は目を閉じた。











彼女が眠ってから床に横になったのは覚えているが
毛布を俺掴んだっけ?


慣れない場所だし緊張もあってか目が覚めた。

明日はどうやって彼女を楽しかったと言わせるか
何が好きなんだろうか。

彼女が眠っているはずのベッドの方を見ようとしたら俺の傍で眠っている彼女に気づいた。


「…嘘だろ」

心の声が漏れた。


コート着てるけど寒いの分かってんだよ。
近づき彼女に触れてみると頬とかは冷っとしていた。

…貴方はここで眠らなくて良いの


彼女の身体に触れて抱き上げると彼女がパチッと目を開けた。


「…寝ろ」


「…寒く、ないですか?」


「あんたが冷たい」



「……ごめんなさい」


ほら、また謝る


ごめんなさいってさ


寝惚けている彼女の頬に触れベッドに寝かせた彼女の唇を塞ぐ


静かな部屋の中に俺が彼女にするキスの音しか聞こえない。


嫌がって俺の肩を叩くけど


「っ、待って」


「風邪ひくからベッドで寝ろ」

「、貴方が傍…に」


「…居るじゃん。傍に」

「違くて……貴方に」


焦れったい。


けど、彼女が何を言いたいかは分かる。


彼女の手に触れて俺も横になってみる


シングルベッドに大人二人は流石にきつい


「…じゃあ、俺に毛布かけるならさ」


約束

「俺の傍においで」

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Haruru - 涙の跡にキスをおもしろいです!更新待ってます☆ (2月28日 13時) (レス) id: 5934ce0412 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハル春 | 作成日時:2023年11月6日 0時

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