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隣から規則正しい寝息が聴こえる。
俺がお風呂入ってる間に夢の中とかさ
…俺の気持ち返せ
チラッと隣を見ると体育座りのまま寝ているので足とか腰キツくないかと思った。
「…ちょっと失礼」
立ち上がり彼女の足と背中に触れて抱き上げる。
寝室に連れていくか
で、俺はソファで寝てもいいし。
寝室の扉を開けてベッドに彼女をおろす。
同じ香りがした。
柔軟剤も肌から香る香りも全部
凄い俺のって感じだな
別に、あまり執着は無い。
縛り付ける訳では無い
他の奴らがそれって恋だよね！ってなる所をそうならずにいて
決まって片想いで終わる。
だから、両想いになるのは奇跡でこんなにも同じ香りがするだけで優越感に浸れるぐらい俺が落ちてるのは分かっている。
この子のおかげで世界が変わった。
仕事ばっかしてたのにいつの間にかこの子の事を考えている瞬間がある。
それだけ好きなんだ
眠っている女性に意地悪をするのは俺の性にあわないのでやめた。
部屋から出てソファに座る。
彼女が座っていた所に触れてみるとほんのりと温かい。
俺、変なやつじゃん
…ここまで来て手を出さないのはすごいよな。
俺魅力ないのかな
いや、あんなに俺相手に真っ赤になるんだから自信を持てよ
ソファに深く腰かけて体育座りをする。
…目が覚めたら
目が覚めたら後悔しろ
そして、朝目が覚めたら覚えてろ
そう心の中で誓ってソファに横になった
目が覚めるとベッドの上だと分かった。
…ここは
身体を起こすと外は太陽が昇っていて
…仕事行かなくちゃ
それよりも私寝てたんだ
どうしようとなりベッドから足を出して立ち上がろうとしたらドアが開いた。
「あ、起きた」
「、ご、ごめんなさい！
私、あの」
彼の方を向く前に頭を下げた
やらかした
「っ、�眞呂気鵑�お風呂に入っている間に寝てしまって…しかも、ベッドまで。
ほんと、ごめんなさい」
頭を下げる私に対し彼は何も言わずに近寄ってきた
そして、黙ってベッドに腰かけると黙っている。
怒っているよね？
どうしよう
下を向いていると突然首筋に触れる感覚がした。
「っ、！？」
顔を上げるのと同時に彼と目が合った。
…どうしよう
惹き込まれるような目線だな
「…目が合った
待ってますって言ったのそっちだからな？」
そう意地悪そうに言うと彼は私を引き寄せキスをした。
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ｸﾞｰﾝ(プロフ) - 黄色様メインのお話は、なかなか無く、見つけました！大変でしょうが更新待っています。お話が繊細でどきどきします。 (5月6日 17時) (
レス) @page5 id: 9d59e6f10e (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - いつも更新楽しみにしております！�眞呂�んのお話読むたびにキュンキュンしちゃいます♡ (1月12日 0時) (レス) id: dd3a381f21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2024年1月8日 1時
