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部署に戻るのも嫌でA棟とB棟を繋ぐあまり人通りのない通路へと向かい通路の途中にある柱に背中を預けた。
…良かった
棟どうしの行き来が無いから人も通らないや
珈琲をひと口飲み落ち着かせようと思っても目の前が勝手に霞んで頬を濡らす。
好きなのに彼がわからない。
どう思っているんだろう。
海外営業課は無くした方がいいって意見を沢山聞く
彼もそうなのかな
「…どうしよう」
止まってくれない
急いで部署に戻りたいのに涙が全く止まってくれない
残り少ない珈琲を飲もうとした時腕を掴まれた。
……え
顔を上げると�眞呂気鵑�居て
私の方を黙って見ていた。
「…泣かせるつもりは無かった」
そう困った顔で言うから首を横に振って涙を拭こうと掴まれていない手を動かした。
「A」
「？っ、」
名前を呼ばれたので彼の方を見ると彼は私の手にあった珈琲を取り空いている手で私を抱き寄せた。
スーツに顔が当たったら化粧が着くかもと思い彼の胸を押して離れようとしたら彼が「逃げないでよ」と言った。
「逃げてません。
化粧着きます」
「俺は気にしないよ？」
「気にしてください。
貴方は人気者で皆さんから愛されているんですから」
珈琲彼が持っているけど受け取ろうかな。
私の背中に触れていない手にあった珈琲を受け取ろうと手に触れると彼はその珈琲を口元に近づけ飲んだ。
コクって音したけどこの人飲んだ
「ぅ、にが」
眉間にしわ寄せて苦って言ってるけど
「っ、何をして」
珈琲苦手と聞いたけど
「苦手なのに飲まなくていいんですよ。
お水買ってきます」
彼から離れて買いに行こうとしたらグッと引き寄せられ顎をクイッと上げられた
え？
気づいた時にはキスされていて
彼の胸を叩いても離してくれそうにない。
「、んっ、やめ」
一瞬離れたので声を出すと彼は私の頬を撫でて呟いた。
「Aも愛されてるよ」
「…？」
「俺は海外営業課を無くすとは考えていないし
味方だから」
「…嘘じゃないですよね？」
「嘘つかない」
「っ、約束、して？」
「うん。…破ったら針千本飲ませてね？」
「破った時は�眞呂気鵑里海畔深蠡任舛靴泙后�
「いたっ、それ。…針千本よりかわいいね」
「じゃあ、珈琲飲ませます」
「うわっそれ嫌だ。
飲ませてくれんの？」
「…はい。ブラック珈琲」
「嫌なお仕置だなぁ。
じゃあ、その時は飲ませてね？」
彼は私の方を凄く優しい目で見つめていた。
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ら(プロフ) - 更新楽しみにしてます (11月25日 21時) (
レス) @page48 id: 95c397fed2 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みきさん» (↓の続き)これからも、描写に気を配りながら書いていこうと思います。待たせてしまうことが多いと思いますがこれからも頑張っていきますね。コメントありがとうございました。 (8月16日 8時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みきさん» みき様コメントありがとうございます！アイドル設定より会社員設定の方が自分が書けやすいという理由もありますがそう言って下さりとても嬉しいです。確かにmainのストーリーって少ないですよね。 (8月16日 8時) (レス) @page34 id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 胸が苦しくなる、キュンキュンストーリーですね。今後の展開も、楽しみにしてます。 (8月1日 22時) (レス) @page33 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - �眞呂�んmainのストーリーって、なかなか無いので嬉しいです。また、今後も�眞呂�んmainのストーリーを増やしてもらえたら嬉しいです。 (7月26日 21時) (レス) @page29 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年6月4日 11時
