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海についたがほぼ真っ暗
「なんも見えねぇ」
「…でも音はします」
「…ご飯食べる？」
頷くと彼はおにぎりを渡してきた。
…人様の車の中で食べるのはダメだよな。
海苔が落ちたりしたらいけないし
ドアノブに触れてドアを開け外に出る。
「何してんの？」
「お外で食べます」
「見えなくね？」
「スマホのライト照らせばいけます」
スマホを見せて言うと彼もドアを開けて外に出てきた。
ふわっと海の香りがする。
波の音もするし
だけど
「あぁーー、夏〜」
まるで彼にだけスポットライトが当たっているかのように
何故か綺麗に見えた。
かっこいい人だな
ていうか海まで運転させてしまった
申し訳ないな
「おにぎり持って俺見てどーしたの？」
「…？よく気づきましたね」
「暗くても柏井さんは分かるよ」
彼の目に私はどう写っているのだろうか
私の目に映る貴方のように綺麗なのかな
真っ暗なのかな
…もっと知りたいな
波の音がまるで私の心の声を隠してくれるかのようだった。
「�眞呂気鶻い隼海匹辰舛�好きですか？」
「んー、キャンプできるなら山」
「……じゃあ今度山行きましょう」
「………柏井さんついてくる？」
「んー、…キャンプ未経験です」
「じゃあ俺が教えてあげる」
砂浜に続く階段に腰かけてそんな会話をする。
変な感じ
付き合っていないのにカップルみたいだ。
疲れているのかな
「美味い？」
「はい」
「ピクニックみたい」
「夜の海眺めてピクニックっていいですね」
「次は昼間のピクニックかな」
プシュッと炭酸飲料の蓋を開けた�眞呂気�
数口飲むと私の方を見て話しかけてきた。
「柏井さんって彼氏います？」
「…います？」
「俺は彼女居ないです」
「………居そうなのに居ないんですね」
「まぁ…いや、俺の質問」
その時、私の携帯が鳴った。
誰だろ
見ると海外にいる部署の方だった。
何かあったかな
「すみません」
「いいよ。出ておいで？」
少し距離を離れて車の方に行く。
「はい、柏井です」
『ごめん、Aちゃん。ちょっと送ってもらいたいデータがあってさ』
「えっと、明日の朝一でも大丈夫ですか？」
『え、あ、そうか！そっちは夜だ。
いいよ！大丈夫。あのねぇ』
以前部署に居た先輩だった。
すごく綺麗な人で、凄く仕事も出来てキャリアウーマンって感じのかっこいい人
スマホのメモに文字を打ち電話を終える。
…良いチャンス逃したかも
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ら(プロフ) - 更新楽しみにしてます (11月25日 21時) (
レス) @page48 id: 95c397fed2 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みきさん» (↓の続き)これからも、描写に気を配りながら書いていこうと思います。待たせてしまうことが多いと思いますがこれからも頑張っていきますね。コメントありがとうございました。 (8月16日 8時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みきさん» みき様コメントありがとうございます！アイドル設定より会社員設定の方が自分が書けやすいという理由もありますがそう言って下さりとても嬉しいです。確かにmainのストーリーって少ないですよね。 (8月16日 8時) (レス) @page34 id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 胸が苦しくなる、キュンキュンストーリーですね。今後の展開も、楽しみにしてます。 (8月1日 22時) (レス) @page33 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - �眞呂�んmainのストーリーって、なかなか無いので嬉しいです。また、今後も�眞呂�んmainのストーリーを増やしてもらえたら嬉しいです。 (7月26日 21時) (レス) @page29 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年6月4日 11時
