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コンビニを出たがビニール袋を持つ彼の腕に触れた。
「割り勘って言ってたじゃないですか！」
「だぁ、うるさいなぁ」
「ほら、嘘つき」
「奢らせろ」
「奢られてばかりだから申し訳ないんです」
車のところに着くとドアを開けて私を助手席へと促した。
「海に行くから。ほら、そんなムッて表情しない」
「…意地悪です」
「意地悪じゃない。
ほら、乗って？」
渋々助手席に乗るとまた車が動き出す。
どこの海に行くのかな
窓の外のネオンが通り過ぎるのを眺めていると彼の携帯がなった。
「？誰だ？」
カーナビに表示されたのをみて彼は少し考えると私の方を見て「しー」とジェスチャーをした。
黙っててってことか
頷いて左手で口元を隠すと彼はカーナビに触れてハンドフリーで電話に出た。
「もしもし」
『もしもしー！こーちー
なぁんで今日は一緒に帰れなかったんだよ！』
「用事があったの」
『なんだよ、その用事って』
「大切な用事。
お前俺の彼女かよ」
『彼女だよ！』
「ちげぇだろ」
テンポのいい会話だな。
友人かな？
『今何してんだよ』
「え？…ドライブ」
『はぁ！？ドライブ！？
俺を誘え！』
「嫌だよ。」
『なんでだよ』
「……いや、これだけは誘えなかった」
黙って聞いていると友人さんは『ケチ』と言っていたが
え、一緒に帰ろうって誘われたのにこの人断ったの！？
なんで？
用事があって断ったんだろうけど
じゃあ、何故あの時「俺、待っている人がいたんだけど？」って言っていたけど本当に私だったのかな。
いや、なんか浮かれていたのか分からないけど私絶対に違うよね？
田中さんに用があったとかさ
絶対そうだよ
下を向いて考えていると突然髪を触れられる感覚がした。
「っ！？」
シーとジェスチャーをする彼は困惑した表情だった。
「ごめん、ジェシーきるね」
『え！？なんでだよ』
「知り合いから電話がきた。またね、お疲れ。ばいばーい」
バイバイと電話の向こうの人が言うと電話が切れた。
「ごめん、車酔いした？」
「…え？」
「いや、下向いていたから酔ったかなって」
「大丈夫ですよ。
…それより、電話大丈夫だったんですか？」
「大丈夫大丈夫。あいつは話せば分かるやつだからさ」
あいつって誰だろうか
……ジェシーさんって言っていたけどどこの部署の人かな？
「俺と同じ2課にいるうるさーい奴だからすぐわかるよ」
「楽しそうですね。�眞呂気鵑良�署」
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ら(プロフ) - 更新楽しみにしてます (11月25日 21時) (
レス) @page48 id: 95c397fed2 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みきさん» (↓の続き)これからも、描写に気を配りながら書いていこうと思います。待たせてしまうことが多いと思いますがこれからも頑張っていきますね。コメントありがとうございました。 (8月16日 8時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みきさん» みき様コメントありがとうございます！アイドル設定より会社員設定の方が自分が書けやすいという理由もありますがそう言って下さりとても嬉しいです。確かにmainのストーリーって少ないですよね。 (8月16日 8時) (レス) @page34 id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 胸が苦しくなる、キュンキュンストーリーですね。今後の展開も、楽しみにしてます。 (8月1日 22時) (レス) @page33 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - �眞呂�んmainのストーリーって、なかなか無いので嬉しいです。また、今後も�眞呂�んmainのストーリーを増やしてもらえたら嬉しいです。 (7月26日 21時) (レス) @page29 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年6月4日 11時
