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俺は好きって多分違う意味で俺は答えた。
俺はあんたの事が好きだよ
守らないとって思うし
ほっとけないし
…早く好きになってくれって思う。
指を絡めるとピクっと動く俺より小さい手
チラッと目の前の彼女を見ると俺の指をじーと眺めながら少しだけ顔が赤くなっていた。
……肯定として捉えていいのか？
このまま彼女を
「……嫌なら振りほどけよ」
俺のものって
俺の声を聞いてピクっと動く彼女
耳真っ赤だし目は少しだけ動いてる。
多分、悩んでるな
「………A」
名前を呼ぶと少し困った顔の彼女が俺の方を見た。
その表情があまりにも可愛くて、自分から少し近づき彼女の唇に
「渡辺せんぱーい
向井さん達が探してますよー」
「っ、」
現実世界に戻された。
あと少しという所で声が聞こえてきて自然とまた距離が離れた。
運がないというのか
「わかった。すぐ行く」
そう少し大きな声で海の方にこたえる。
探してんなら行くか。
彼女の方をチラッと見ると俺のパーカーの袖をグッと掴んでいた。
……怒ってんの？
「…どーした？」
「……」
「俺のパーカー嫌だった？」
「………」
「……何？」
無言の彼女はパーカーの袖を掴んだまま
…行くか
康二の所に行こうと立ち上がろうとしたら俺の方に一瞬だけ手を伸ばそうとしていた。
けど、俺が立ち上がったから直ぐに引っ込めてしまった。
不器用というかウブというか
もう一度しゃがんでみると彼女と目が合った。
困り顔で真っ赤で
「……10分って」
「ん？」
「……10分、頂戴って」
真面目だな
「…いまさっき俺が何をしようとしたか知ってる？」
「……、貴方はやっぱり意地悪です
っ、あんな距離近いと誰だって」
「Aちゃーん、荷物番交代」
海の方から声がした
運がないわ本当
声が聞こえると少しだけ悲しそうに下を向いて直ぐに俺の方を見たA
「…忘れてください。
じゃあ」
立ち上がり俺の横を通り過ぎようとしたが咄嗟に左手を掴んでいた。
「……あんたの好きな奴と俺全く違うし
酷いことも言うけど？
俺よりあいつの方が良いだろ」
思ってもいないことを吐き出していた。
「あんたは良い奴だから優しくて面倒みある奴の方がいい。
その方が…Aの将来のためにもなる」
そう伝えると彼女が驚いた表情をし少しだけ悲しそうに眉を下げた。
そして、着ていたパーカーを脱いで俺に押し付けた。
「…馬鹿」
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
