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「康二も行く？」
「いや、俺もう食べたし。ええよ」
はい？
缶珈琲持って立っていたらご飯を食べに行くことになった。
いや、1ヶ月間一緒に働いていて初めて一緒に食べるし
向井さん頼む居てくださいと願ったが向井さんはお昼を済ませた後らしく2人でご飯を食べに行くことになった。
と言っても食堂だが
殆どの人が部署に戻っていて空いている食堂
あのガヤガヤした雰囲気もなく静かな為緊張がもっと緊張する。
食券機の前で んーと考えていると横にいた渡辺さんがため息をついていた。
「おい、早く決めろよ」
「悩むんですよ」
「…何で悩むんだよ」
「食べたことないからですよ」
「はぁ！？お前1ヶ月前から居てまだ食堂でご飯食べてなかったのかよ」
「……珈琲でどうにか」
「バカじゃん」
「あ、馬鹿って言った方が馬鹿なんですよ」
「いっちょまえに口答えするようになってさ」
食堂の人がこっちをニコニコしながら見ているが
ニコニコじゃないよ。こっちは火花バチバチですよ。
持っていた財布を閉じて部署に戻ろうとしたら左手を掴まれた。
「、なんですか？」
「奢るから帰んなよ」
「……いや、なんか奢られるのは申し訳ないので自分で出します」
「そこは わーありがとうございますぅって甘えとけ。
んで？おすすめが分からないなら俺が決めていい？」
「…どうぞ」
渡辺さんは私の手を1度離すと食券を2枚買い
平然と歩き出した。
何も言わないけどついて行けばいいのかな。
無言で少し後ろをついて行くと渡辺さんは食堂の人と話していた。
「あれ？渡辺くんじゃん。お久しぶりね」
「お久しぶりです。元気でした？」
「元気よ。渡辺くん最近見なかったから体調悪いのかとか思ったよ」
「いやぁ、仕事量が多くて」
「あら、ちゃんとご飯は食べなさいね。」
仲良いな。
以前はよくここに来てたのかな。
ポツンっと立っていると食堂の人と目が合った。
慌てて会釈をするとそれを見た渡辺さんが私を指さしていた。
「この子、俺の後輩です。宇原って言います」
「、宇原です。よろしくお願いします」
「宇原さんね。食堂は自由に使っていいから遠慮せずご飯食べに来てね」
優しい笑顔と口調
なんか懐かしい気持ちになるな
ありがとうございます。と言ってペコッと頭を下げると渡辺さんはそんな私を見てははっと笑っていた。
…この人こんな笑顔見せるんだな。
少しだけ意外
案外この人は良い人なのでは？と思った。
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
