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1か月前に新しい子がやってきた。
元々別の所で働いていたらしいが辞めて1年してここに来たらしい。
歳は確かに俺と近かった。
2歳下だった。
お昼休憩時周りのお昼の誘いも断って書類に印鑑を押していると企画課の扉が開いた。
「あれ？翔太くん一人なん？」
「お疲れ。康二
他の人達は食堂じゃない？」
「お昼食べてないん？」
「食う暇があればちゃっちゃと終わらせたい」
「あかんよ。ちゃんとお昼食べな倒れるで？」
お前は俺の母親かと言いたいが1日1食でもいいと思う。
早めに片付けたいものは早めに終わらせたいし
倒れるよって言われても仕方がないのか
「課長補佐とか俺はなりたくなかったっての」
「まぁまぁ、それだけ翔太くんの仕事がええってことやん」
「使われてる感満載だけどね」
別になりたくてなったわけじゃない。
逆になりたくなかった。
岩本さんの件もあるから上には行きたくなかったし
書類に印鑑をポンポンっと押していると企画課の扉が開く音がした。
今度は誰だ？
チラッと見ると俺の横にいた康二もその音の方を向いていた。
扉の所には珈琲を片手に持った宇原さんが居た。
まだ、昼休憩だけどもう食べたの？
そう聞こうと思い口を開こうとしたら康二が話しかけていた。
「初めまして」
「初めまして。」
「営業1課の向井って言います。よろしく」
名札を宇原さんの方に見せて話す康二はニコニコしていて流石営業と思った。
「あ、宇原と言います。よろしくお願いします」
「宇原さん、…！下の名前はAさん？」
「…？はい」
「じゃあ、佐久間くんと同じ会社から来たんやね」
「あ、佐久間さんと同じ部署なんですね。
お世話になっています」
「いやぁ、しっかりした後輩さんやな翔太くん」
「いや、まず俺を置いてくな。
え？何？知り合い？？」
一気に情報過多だよ。
頭の中の処理が追いつかない。
まず、俺その佐久間って人知らないし
そういえば、昨年は数人中途採用のように入って来た人たちがいたな。
宇原さんは…いや、中途採用じゃない。
春からだから違うか
チラッと宇原さんを見ると珈琲の缶をぎゅっと両手で握っていた。
…
「お昼食べた？」
「え、お昼ですか？」
「その口調は食べてないじゃん」
珈琲で昼超えられるわけないだろ
「渡辺さんも食べてませんよね？」
ムッとした表情で言われた。
「…そうだね。
じゃあ今からお昼行くよ」
「…はい？？」
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
