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合コンの日あまりに考え過ぎていつもより早く会社に来てしまった。
どうやって早く帰ろうか
夜の6時半ぐらいから始まる合コンの早く帰る方法を知りたい。
…好きだった人はいた。
でも、結果「好きです」と伝える前に彼は居なくなった。
時々会うぐらいの間柄だったから
どこかで、もう少し自分に勇気があれば「連絡先を交換しませんか？」って言えたんではと思う。
でも、やっぱり私は無理だ
仕事優先に生きて来たから仕方がない
新卒で入ったニエベでは一生懸命頑張った。
人事をしてたけど
…頑張ってたと思う
『Aさんってニエベの中では超がつくほど真面目ですよね？』
『助かりました。ありがとうございます』
そんな会話を何度かして
それで
「早くね？来るの？」
机に肘を付いて昔の事を思い出していたら
そう声をかけられた。
「…おはようございます」
「おはよ。…寝た？」
「寝てはみたんですけど」
そんなに顔色悪いのか？
鏡でみてこようかなと思い立ち上がろうとしたらスっと横から手が伸びてきた。
「…ん？」
「うわ、隈あるじゃん」
「……渡辺さん？」
「寝不足過ぎでしょ。」
「……あの」
「あ、ちょっと待ってろよ？」
バッグを机の上に置くとそのままどこかへ行った渡辺さん
………距離感おかしくないか？
おかしいよね？え？私だけ？
自分が距離感おかしいのか向こうがおかしいのか
考えていると手に何かを持って渡辺さんが帰ってきた。
「ほら、これ」
「タオル？」
「そうだけど、違う」
そう言いながら私の目元に当ててきた。
あつっ！
温かくて少しびっくりしたがホカホカと温もりが皮膚を伝って心地よい
「寝不足で出来るクマはお風呂とか入って血行を良くすればいいんだよ」
なるほど
何も見えないが手を伸ばしてタオルに触れる。
手に温かさも伝わる
…なんか
タオルをグッと手に取り目元から離す。
「渡辺さんダメですこれ」
「は？」
「寝ます」
「あんたが寝てないのが悪いんだろ」
渡辺さんはそう言うと私の手からタオルを奪い目元にグッと当ててきた。
「ちょ、化粧落ちます」
「化粧よりその似合わない隈をどうにかしろ。馬鹿」
「また、馬鹿って言いましたね」
「そこに食いつくな。
クマがない方が合コンもラッキーじゃん」
合コン
そうだ合コンがある
でも……本当は
反抗しなくなった私に気づいたのか渡辺さんはタオルを取った。
「……お前なぁ」
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ハル春(プロフ) - よちよちさん» 返信遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます。らしく書いてあるかいまだに考える時はありますがそう言って下さりとても嬉しいです。ありがとうございます。 (12月10日 19時) (
レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きがいつも気になります😆ここにでてくる翔太いいですね (10月10日 4時) (レス) @page47 id: 4e991b48a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません。イメージに近いものがあると聞いて凄く嬉しく思います。これからも更新頑張っていきますね！ありがとうございます。 (8月31日 10時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
よちよち(プロフ) - 初めてコメントします。この作品面白いです。翔太くんのイメージに近い物があり、読んでて面白いです。続き楽しみにしています。 (7月2日 7時) (レス) @page32 id: 746b6e9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 傘さん» コメントありがとうございます！初めての渡辺さんでまだ不安でいっぱいですがかっこよく書けるように頑張ります。これからも、少しずつになると思いますが更新していきますね。 (2023年3月28日 23時) (レス) id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2023年3月27日 23時
