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何が起きたのか上手く分かってない。
目が覚めて気づいたら朝だったって感じだ。
布団からムクっと体を起こすと深澤さんは居なくて服は上は下着で
「…ふかざ、わさん」
声がガサガサしてるんだけど…
咳払いを数回しているとドアが開いて深澤さんが立っていた。
「まだ早いから寝てていいよ？」
「…おはようございます」
「おはよ。体の調子はどう？」
「……喉が変です。」
「…あー…うん。
喉以外は？」
喉以外？
布団から出ようとしたら少しだけ体が痛いだけで他は大丈夫だ。
「…少しだけ痛いですけど支障は無いですよ？」
「ほんとごめん」
「怒ってませんよ」
「いや、Aは怒ってなくても俺が気にすんの」
自分に厳しい人だな。
寝ぼけてた頭がやっと戻ってきたが昨晩キスされたのは覚えてるんだ。
少しラフな服装で耳にピアスつけた深澤さんは私の方を黙って見ていたが近づいてきてベッドに腰掛けていた。
そして、私の方に手を伸ばして髪や頬を撫でた。
「睡魔に俺負けたのかよ」
「え、ぁっ、ごめんなさい」
「いや、真夜中にがっついた俺が悪いんだけどね。
喉以外本当に大丈夫？」
気を失ったかのように寝てたのだろうな。
いや、途中までは覚えている。
呼吸音も温もりも彼の声も
考えたら恥ずかしくなってきたので忘れる為に2度程頷くと深澤さんはクスクス笑った。
「夕方に帰るよ」
「夕方ですね。
じゃあ、それまで深澤さんの誕生日会しましょう」
「なんだよそれ。
別に大丈夫だよ」
笑う深澤さんを見て私は咄嗟に立ち上がりベッドから出た。
「祝えないのは私が嫌なんです。
だから、今日は思いっきり楽しんで笑顔でいる日なんですよ」
ニッと笑い服に着替えてこようと歩こうとしたら後ろから腰を引き寄せられて抱きしめられた。
動けない
「深澤さん？」
「俺は、君が笑ってたらそれでいいんだよ」
「…え？」
後ろを振り向くと深澤さんは離れて微笑んだ。
「早く着替えておいで。
俺何処にも行かないから」
落ち着いた口調のその声は私のどこか悲しかった感情を溶かすかのようだった。
「18時の新幹線かな」
「じゃあ、12時にお昼食べて、1度家に帰る時間を考えると」
「どこかロッカーにでも入れるから時間気にしなくていいよ」
その手段あったな。
バッグを持ち鍵を持って玄関に行く。
「じゃあ、深澤さんは何処行きたいですか？」
今日の主役にバトンタッチ
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ハル春(プロフ) - かのんさん» コメントが遅くなりすみません。名前を間違えるのは確認不足でした。申し訳ありません。教えて下さりありがとうございます。これからはこのようなことがないようにしていきます。ありがとうございます。 (2022年1月18日 0時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 舘ですよ (2022年1月10日 2時) (レス) @page27 id: 2a0671e559 (このIDを非表示/違反報告)
白いウサギ(プロフ) - ハル春さん» いえいえ！こちらこそ読んでくださりありがとうございます！私もスピード遅くて…更新できる時間が少なくて…でも！なるべく早く更新して完結させます！！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: 95ce4dbd09 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 白いウサギさん» ありがとうございます！やっと完結しました。長い間お待たせしてしまいすみませんでした。これからは、もう少し更新スピードをあげていこうと思います。白いウサギさんの小説読みました！凄く続きが楽しみです。応援しています！！ (2021年6月13日 22時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
白いウサギ(プロフ) - 完結おめでとうです！初めて読んだ時から続きが毎回楽しみで、早く続き出ないかなぁ〜とワクワクしながら読ませていただきました！私自身深澤辰哉くん推しなので、とても読んでて楽しかった！私、今深澤辰哉くんメインのお話し書いてるので、ぜひ見ていただきたいです！ (2021年6月11日 20時) (レス) id: 95ce4dbd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年1月15日 20時
