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「で？何用で」
ニコッと笑顔な舘さん
近くにいるラウール君も俺の方を見ていた。
何用ねぇ
「…今度、遠くに仕事に行っていた恋人がこっちに帰ってくるんだけど。
その時に正式的なプロポーズをねしようと…思うのよ」
彼らの方が見れず恥ずかしさを隠すが為に店内を見ながら話すとラウール君はプロポーズという言葉を聞いて「わぁ」っと言葉を漏らしていた。
「驚いた。ふっかがプロポーズするの？」
「なんだよ。俺もねぇ」
「リアコでのらーりくらーりと」
「舘さん！それ以上はシッ！」
なんかやっぱり恥ずかしいな
友人が働く花屋で伝えるとかさ
嫌でもこれ知り合いも居ない花屋さんだともっとあれなのかな。
夏の暑さなのか恥ずかしさでの暑さなのか
シャツをパタパタとしながら顔を隠そうとしていたら舘さんが紙を1枚見せてきた。
なにこれ？
見るとボールペンでメモみたいなのが書かれていた。
・ふっかよりも歳下
・夏ぐらい
・お似合いの花は
…なんだこれ
「知ってたよ
彼女さんがいた事」
「…え？」
「不器用なふっかだと思うからって照が俺にね」
……岩本さん
はぁーと安堵の息を吐きながら紙を見ていると舘さんがふふっと笑った。
「イメージの花束を作ってあげる」
「頼もしい友人達で俺泣きそうだわ」
この花屋さんの香りは凄く暖かくて優しい気持ちになった。
帰れるらしいです。
去年指輪を貰った時期に
今年は帰れることが決まった。
真夏の蒸し暑い中キャリーケースを持って彼の家へと向かうと外に彼が立っていた。
スーツ着てる
…え、今日仕事だったっけ？
「辰哉さん！」
「？おかえり。」
「ただいまです」
彼の傍に行くと彼は私を見て微笑んでいた。
「今日お仕事だったんですか？」
「うんん。
今からね、かっこよくね」
？かっこよく
どういうことだろうと思っていると目の前に花束が見えた。
「…え」
「…幸せにします。泣かせません。
結婚してくれませんか？」
白いバラやピンクのガーベラ
色とりどりの花
彼がスーツだった理由はもしかして
「、私、ちゃんとした服じゃ」
「俺の気持ちをさしっかりさせる為のおまじないみたいなものだから大丈夫だよ。」
「でも、私
貴方から貰ってばかりで…プレゼント」
「Aからプレゼント貰ってるよ俺」
「…え？」
「……貴女の答えが俺のプレゼントになる」
どうしてこんなカッコイイこと言えるのかな？
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ハル春(プロフ) - かのんさん» コメントが遅くなりすみません。名前を間違えるのは確認不足でした。申し訳ありません。教えて下さりありがとうございます。これからはこのようなことがないようにしていきます。ありがとうございます。 (2022年1月18日 0時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 舘ですよ (2022年1月10日 2時) (レス) @page27 id: 2a0671e559 (このIDを非表示/違反報告)
白いウサギ(プロフ) - ハル春さん» いえいえ！こちらこそ読んでくださりありがとうございます！私もスピード遅くて…更新できる時間が少なくて…でも！なるべく早く更新して完結させます！！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: 95ce4dbd09 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 白いウサギさん» ありがとうございます！やっと完結しました。長い間お待たせしてしまいすみませんでした。これからは、もう少し更新スピードをあげていこうと思います。白いウサギさんの小説読みました！凄く続きが楽しみです。応援しています！！ (2021年6月13日 22時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
白いウサギ(プロフ) - 完結おめでとうです！初めて読んだ時から続きが毎回楽しみで、早く続き出ないかなぁ〜とワクワクしながら読ませていただきました！私自身深澤辰哉くん推しなので、とても読んでて楽しかった！私、今深澤辰哉くんメインのお話し書いてるので、ぜひ見ていただきたいです！ (2021年6月11日 20時) (レス) id: 95ce4dbd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年1月15日 20時
