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「服屋さんですか？」
「そう。」
ニコニコ笑ってる深澤さん
男性の服って分からないからある意味参考になるな。
仕事ではスーツとかだけど私服の深澤さんって男の人って感じの服装だと思う。
服を眺めながら「どれにしようかな」と呟いている深澤さんを見ると来れてよかったかもな。
キョロキョロと店内を見ていると「A」と呼ばれた。
「はい」
「会計してくるからさ待ってて」
「！？、払います！」
「えぇ、なんでよ」
驚いた表情の深澤さん
いやだって
「貴方は今日の主役です」
誕生日の人に払わせるのは出来ない
深澤さんの手に持っている服を渡して下さいと彼の方に手を差し出す。
すると、彼は目をぱちぱちと瞬きをした後私の頬を抓った。
「っ、いた」
「俺ねぇ、女の子にはお金出してもらいたくないの」
「、でも」
「じゃあ…後で行きたいとこあるからさ
その時にお願いしようかな」
「ほんとですか？」
頷いた深澤さんはニコッと笑い会計をしに行った。
彼が行きたい所って何処なんだろう
ちょっと気になるな
ゲームセンターかな？と思っていたが着いた所は見晴らしのいい所にあるカフェだった。
…いや、意外すぎるでしょ
「ここねぇ、美味しいんだって」
「よく知ってましたね」
「んー？秘密」
珈琲を飲みながらボーと外を眺めている彼
「…何か頼みたいものありますか？」
「ん？俺珈琲飲んでるよ？」
「ケーキありますよ」
「Aのケーキ美味しそうだね」
「…話そらさないで下さいよ」
いや、美味しいよこれ
口に運ぶ度に彼は私の方を見て嬉しそうにしている。
「食べます？」
「ん？いいよ。
俺お腹いっぱい」
「…深澤さん。」
「そんな怒った顔しないでよ。
美味しそうに食べているAが見たくてここに来たんだからさ」
なんか自分だけ美味しい味楽しんでるじゃん。
甘い優しい味が口の中に広がり爽やかな気持ちにしてくれる。
ちらっと彼を見ると嬉しそうにこっちを見ている。
「いつも思うんですけど、深澤さんピアス付けるんですね」
「え、あ、うん
嫌だった？」
「いえ、嫌じゃないですよ。
かっこいいなぁって」
ケーキを一口口に運ぶ
美味しい
もぐもぐと口を動かしていると深澤さんは私の左手を見て答えた。
「そういうAもずっとつけてるんだね」
「？あ、指輪ですか？当たり前ですよー」
宝物なんですからね
深澤さんは嬉しそうに笑い珈琲を一口飲んだ。
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ハル春(プロフ) - かのんさん» コメントが遅くなりすみません。名前を間違えるのは確認不足でした。申し訳ありません。教えて下さりありがとうございます。これからはこのようなことがないようにしていきます。ありがとうございます。 (2022年1月18日 0時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 舘ですよ (2022年1月10日 2時) (レス) @page27 id: 2a0671e559 (このIDを非表示/違反報告)
白いウサギ(プロフ) - ハル春さん» いえいえ！こちらこそ読んでくださりありがとうございます！私もスピード遅くて…更新できる時間が少なくて…でも！なるべく早く更新して完結させます！！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: 95ce4dbd09 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 白いウサギさん» ありがとうございます！やっと完結しました。長い間お待たせしてしまいすみませんでした。これからは、もう少し更新スピードをあげていこうと思います。白いウサギさんの小説読みました！凄く続きが楽しみです。応援しています！！ (2021年6月13日 22時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
白いウサギ(プロフ) - 完結おめでとうです！初めて読んだ時から続きが毎回楽しみで、早く続き出ないかなぁ〜とワクワクしながら読ませていただきました！私自身深澤辰哉くん推しなので、とても読んでて楽しかった！私、今深澤辰哉くんメインのお話し書いてるので、ぜひ見ていただきたいです！ (2021年6月11日 20時) (レス) id: 95ce4dbd09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2021年1月15日 20時
