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眠っている彼女の方を見ながらさっきの言葉を思い出していた。
新事業所に異動になったと聞いた時本当は凄いことだから喜んでもいいのに心の中では「なんでだよ」って複雑だった。
泣きながら説明する彼女の涙を止めないとと思い目元に触れようとしたら
『あなた、と
はなれたく、ない』
嬉しい言葉だと思えた。
彼女の中で俺の存在が離れたくないってなっていることに嬉しく思えた。
でも、その存在が彼女の仕事の成長を妨げるものになるのだと感じた。
Aの力を認めてくれた上司に感謝したい。
彼女の将来に後悔を作らせたくない。
だから、待つ選択をした。
ここまで一緒に暮らすまでこの子の事を離せなくなってるんだ。
多分死ぬまで俺はAの事を好きでい続けて
愛することが出来る
だろう。
…結婚してもいいよな？
自分の心に問いかけてみるが我ながらそういう所が駄目だなと思う。
……俺結婚に向いてんのか？
ベッドに横になっていたが体を起こして座る。
よく考えろ。結婚に向いてると思うか？
俺的には…そうねぇ、自分は向いてないと思って
……自由人だし、Aと出会うまでは彼女でもない人からお弁当貰ったり
…なんなら、付き合って初めの時はどこにも行こうとかもならなかったし。
俺最低じゃ
「どうしたんですか？」
「っ！？え」
横から声がした為見るとAが俺の方を見ていた。
…起きたのか
「大丈夫だよ。寝れなくて起きてた」
「…深澤さん、寒くないんですか？」
「え？ぁあ、まぁまぁ」
隠し事下手だな。俺
すると、彼女はムクっと起きて俺の肩に毛布をかけてきた。
さっきまで彼女が眠っていたからほんのり暖かくてポカポカする。
「Aが寒いじゃん」
「今、ポカポカしてるので大丈夫ですよ。
深澤さん、来年は花火大会行きましょうよ」
「え？花火？」
「あ、子供か？って思いましたか？」
「いや、そんな思ってないよ。けど、なんで？」
「来年は花火大会ですよ。
そして、誕生日は必ずお祝いしますね。
あ、あと、」
一生懸命話そうとするA
「予定立てなくても自由に会えば？」
「え…」
キョトンとした顔
「…俺が会いに行くから」
ほんと、この子のことを好きになってから自分でも驚く程サラッと言葉が出る。
髪に触れると俺の方を泣きそうな目で見てくる。
……俺も異動だったら良かったのにな。
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AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - yuuy0uyuuさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により少しの間だけ更新が遅くなると思いますが頑張っていきますね。カッコよく書けるように更に精進していこうと思います！ (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により更新が遅くなることが多くなると思いますがこれからも頑張っていきたいと思います。そして、いつもコメントありがとうございます。 (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
yuuy0uyuu(プロフ) - 更新待ってました^_^毎度きゅんきゅんさせてもらってます！頑張ってください！ (2020年9月5日 3時) (レス) id: f7633e6373 (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年8月30日 21時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年8月23日 19時
