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お返しって何？
彼はプレゼントを机の上に置くと私の傍に来て私の手に触れた。
「俺からのプレゼント」
…え
手を見ると左手の中指にピンクゴールドの指輪が光っていた。
「、！？え、これ」
「好きですっていう…意味…かな？
やば、恥ずっ…薬指はまだね。ちゃんとした時にまたね」
そう言って私の左手の薬指を撫でる彼
「…良いんですか？」
「良いんですかって、Aは俺の彼女だし
好きな子だから良いんだよ
今度から少しずつ増やしてこうかな。指輪やネックレスとか
Aが笑っていたら俺は嬉しいし」
赤面しているのにへへっと笑う彼
その途端堪えていた涙が溢れ出していた。
「、どーした？嫌だった？」
「、ちがう、…、ちがうんです」
彼を悲しませたくない
優しい彼だから悲しませたくない
ポロポロ溢れる涙を手のひらで拭いたりして止めようとしていたら深澤さんは私を前から抱きしめて背中を優しく撫でた。
「大丈夫大丈夫
ゆっくりでいいよ」
「、深澤さん」
「んー？」
彼を呼ぶと涙を指で優しく受け止めてくれる。
「ぁ、私
春に、いなく、なるかもしれないんで、す…よ？」
「…ん？」
「、しん、事業所に、呼ばれて
はやく、答えださないとって
でも、…、」
その後自分がどう彼に説明したのか覚えていない。
泣きながら話すと彼は私を抱き上げて寝室に連れて行っていた。
ベッドに腰掛けると私を膝の上に座らせてずっと背中を撫でていた。
「…落ち着いた？」
「、ごめんなさい」
「うんん。いいよ。
…A、俺待つよ？」
「…え？」
「落ち着くまで待つよ？
俺一途だから。
ずっと待つから。
泣かないで？」
「……なんで？」
「ん？」
「、なんで、泣かないんですか？
怒らないんですか？……止めないん…ですか」
彼の目を見て話すと彼は困った顔で笑い私の頬に触れた。
「…Aの事が好きで、この子をもう一生離せそうにないなぁって思っているからかな」
「…ぇ」
「俺が原因でそこに行かないより
Aにとって有難い話なら俺は背中を押すよ？」
私だけなのかな
こんなに泣いてるの
私は彼に抱きついた。
嬉しい言葉なのに素直に喜べない私はまだ子供だ。
「…好きです…」
「…うん。俺も好きだよ」
彼は呟くと私の肩に触れて私にキスをした。
初めは触れるだけ
そして徐々に深くなる。
何度も唇を合わせていると気づいたら私はベッドに押し倒されていた。
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AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！応援してます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - yuuy0uyuuさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により少しの間だけ更新が遅くなると思いますが頑張っていきますね。カッコよく書けるように更に精進していこうと思います！ (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなりすみません。諸事情により更新が遅くなることが多くなると思いますがこれからも頑張っていきたいと思います。そして、いつもコメントありがとうございます。 (2020年9月13日 2時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
yuuy0uyuu(プロフ) - 更新待ってました^_^毎度きゅんきゅんさせてもらってます！頑張ってください！ (2020年9月5日 3時) (レス) id: f7633e6373 (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2020年8月30日 21時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年8月23日 19時
