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お酒を飲んでいると熱くなってきたのでネクタイを解こうと思った。
あ、ネクタイピン置いとこう
机の上にネクタイピンを置いてネクタイを解いていると目の前にいる照が俺に話しかけてきた。
「ふっか」
「ん？」
「彼女出来た？」
待て待て
直球すぎないか
驚いてピタッと手が止まるとそれを見た翔太が直ぐに食いついた。
「え！？居るの！？誰！」
「居ない」
「ふっかぁ」
「何？」
「あの、もうこいつら分かってるって。ふっかが来るまでずっと話してたから」
「…佐久間さん。もしや、話した？」
「いや、話してない」
「てことは居るんだな？おい」
これはもう仕方ない。
自分で墓穴掘るなよ
彼女との約束を守れよ
顔を隠してどうしようか考えていたら岩本さんが質問してきた。
「歳下？」
「…うん」
「可愛いんだね」
「……うん」
「真面目？」
「うん…真面目」
顔を隠している為周りの反応は分からないが照の声は嬉しそうだ。
早く終わってくれ。
「ふっかがここまで好きになるのも珍しいね」
「…岩本さん」
「はい、なんでしょ」
「俺、凄く拷問受けてる気持ちなんですが」
「いや、結婚しなくてもいいから子供欲しいとか言ってた時はこいつやばいと思ってたから」
「それは、ねぇ。」
「……以前ご飯食べた時にふっかが気になる子はいるって言ってたから気になっただけだよ」
以前？
周りの2人が「えぇ！？」と驚いている声が耳に入ったがその時の場面を思い出した。
……あぁ
話したな
照と二人であった時だよね。
確か、…そうだわ
「…俺が倒れた時に助けてくれた子でしょ？」
「そうそう。それがまさかの夏場のエレベーター」
「…？エレベーター」
「佐久間が助けたんじゃなかったっけ？その後」
佐久間には話してなかったな
照の問いかけに思い出したのか驚いた顔してまるで魚のようにパクパクと口をする佐久間。
「え、お前、それ」
「佐久間さん、それ言うなよ？」
知ってる？A
俺ね
君に秘密があるんだよ。
でもそれを話すかは俺次第だけどね。
1人で湯船に浸かるけど深澤さんお友達を優先してよかったのにな。
今度また同じようなことになった時はそちらを優先しよう。
そう言えば今週末物件探しとか言ってた
どんな家がいいかな
私はあの人がいい部屋ならそれでいいな
…太陽の光が入る家なら私は大丈夫だよ。
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ハル春(プロフ) - naoさん» こんにちは！コメントありがとうございます。2ターン目なんですか！？読み返して下さりありがとうございます。細かく丁寧に書くことを心掛けていますがそう言って下さりとても嬉しいです！続きの方の作品も頑張っていきますね！ (5月2日 15時) (
レス) @page9 id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは。このお話、長編だし、続きのお話もあるので、GWだし読み返そうと思って、全編通しては2ターン目なんですが、ダメです。絶対泣いちゃうんです。キューっと苦しくなったり神経?が痛くなったり。みんなキャラにあっていて声が聞こえるようです。大好きです。 (5月2日 13時) (レス) @page20 id: 6fa3cc8cda (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» ありがとうございます！色々とあって不定期更新になるかもしれませんが頑張っていきますね！ (2020年8月23日 20時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新頑張ってください！応援してます！ (2020年8月22日 22時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 紗世さん» コメントありがとうございます！こんばんは。不定期で大量更新が多いのでバランスが悪いと思いますが楽しみにして下さりとても嬉しく思います。あと少しでまた移行すると思いますがこれからも更新頑張っていきますね！応援ありがとうございます。 (2020年8月15日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年7月13日 16時
