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「A」
「、はい」
「今度からさ、俺の服ここに置いててもいい？」
「…え」
「あと、Aの服俺の家に置いててもいい？」
「…深澤さん」
「それか…一緒に住む？」
少しずつ聞いてくる彼
一緒に住む
戸惑ったがふとさっきのご飯を食べている時にこの時間がいいなと思った事を思い出した。
この人と生活を共にしたらどうなるのかな？
「…深澤さんはどう思いますか？」
「俺は住んでみたいよ。Aともっと居たいって思うかな」
「デートとかあまりしてませんよ？2人でどこかに行くとかあまりないですよ？仕事一筋な所あるので大変な女ですよ？」
「自由人の俺に合わせてくれるし、仕事してるAはかっこいいし好きだよ。だから、俺はもっと関係を深くしたいなぁと思ったんだけど」
座椅子に座ってふわっと笑う深澤さん
…初めて言われたそんなこと
ていうか好きだよとかいつぶりに言われたか
心がキュッとなって深澤さんを黙って見ていると彼は立ち上がり私を抱きしめてきた。
暖かい…
「ゆっくり考えていいよ。
それよりも今日はお疲れさん。」
ポンポンとリズム良く優し背中を叩いてくれる。
それが何よりも心地よくて嬉しくて私は彼の胸にグッと頭を当てた。
鼻腔につく彼の香り
…落ち着く
「そういえば今思い出したんだけど」
「なんですか」
「以前Aが泊まりに来てさ夜過ごした時俺、部屋着を着させたような気がするんだけど」
…あ
そうだ
あの後2人でデートもなかったし渡す機会が分からず
しかも、深澤さんもいつでもいいよーって感じだったから渡せてなかった。
「洗ってあります」
「よし、じゃあ、今度から泊まりに来ようと
俺今日それ着るから大丈夫だよ」
「返すの遅れてすみません」
「うんん。逆にナイス。」
優しいな
こんなに優しいとそりゃあ周りの人も好きになるよ
もっと彼と並べるほどの女性になりたいな。
「深澤さんからお風呂どうぞ」
「俺から？いや、そこはさ」
「…私がお風呂から上がったら
抱きついてもいいですか？私から」
今日はなんか疲れた
それに最近は疲労も睡眠も凄い
「…分かった。いいよ」
私から離れて私の方を見てきた深澤さんはほんのりと頬が赤くなっていた。
珍しく照れる彼を見たな。
深澤さんが上がり私がお風呂に入るが
同棲かぁ
彼と暮らすとどうなるのかな？
…もっと
もっと
楽しい幸せな生活になるのかな。
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ハル春(プロフ) - naoさん» こんにちは！コメントありがとうございます。2ターン目なんですか！？読み返して下さりありがとうございます。細かく丁寧に書くことを心掛けていますがそう言って下さりとても嬉しいです！続きの方の作品も頑張っていきますね！ (5月2日 15時) (
レス) @page9 id: ba10b9968b (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - こんにちは。このお話、長編だし、続きのお話もあるので、GWだし読み返そうと思って、全編通しては2ターン目なんですが、ダメです。絶対泣いちゃうんです。キューっと苦しくなったり神経?が痛くなったり。みんなキャラにあっていて声が聞こえるようです。大好きです。 (5月2日 13時) (レス) @page20 id: 6fa3cc8cda (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - AIさん» ありがとうございます！色々とあって不定期更新になるかもしれませんが頑張っていきますね！ (2020年8月23日 20時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
AI - 更新頑張ってください！応援してます！ (2020年8月22日 22時) (レス) id: 1840a136e4 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 紗世さん» コメントありがとうございます！こんばんは。不定期で大量更新が多いのでバランスが悪いと思いますが楽しみにして下さりとても嬉しく思います。あと少しでまた移行すると思いますがこれからも更新頑張っていきますね！応援ありがとうございます。 (2020年8月15日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年7月13日 16時
