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会社の外に出て周りを見ると近くに広場があった。
ここで食べるか
ベンチに座りボーと空を見ると青空に雲が浮かんでる。
…あの雲は何の形かな？
売店で買った野菜ジュースのパックにストローをさして飲む。
胃になにか入れないと
その時、携帯にメールが入った。
開けてみると深澤さんからで『どこ居んの？』と来ていた。
…そういえばいまだにこの人の電話番号知らない
『どこでしょうか』
そう返すとすぐに返信が来た。
『外』
当たり。
『証拠あるんですか？』
『食堂に居ないなら外』
どんな理屈ですか
まぁ当たってるけど
『広場です』
そう打つと返信は来なかった。
忙しいのかな？
仕事
携帯を閉じてパンの袋をあけたら隣に誰かが座った。
息をはぁーと吐いているその人は急いで来たのか息が上がってた。
「深澤さん」
「お昼食べようって誰が言ったと思ってるんだよ」
「…お忙しいかなぁと」
「俺、約束は守るよ？
それと、こっち向いてみ？」
何？
不思議に思い彼の方を向くと口の端に人差し指が当てられた。
「？あの」
「はい、にー」
「？？？？深澤さん？」
どうしたの？となり困惑しかない。
彼が何をしたいのか分からず困っていると彼は離れておにぎりを取り出していた。
「…仕事、取られたの嫌なんでしょ？」
図星だ
何も言えず彼の方を見ると深澤さんはおにぎりを一口食べながら呟いた。
「分かるわ。」
「…困りましたね。そこまで顔に出てました？」
「少なくとも俺にはね。
あと…」
「あと？」
「いやなんでもない」
気になるじゃん。
なんで教えてくれないんですか。
パンを一口食べるとほんのり甘さが広がる。
…話せないようなことしたっけ？
考えてみても思いつかない。
「ねぇ、それ美味い？」
「？はい。」
「なんかずっとモグモグしてるから美味いのかと思って」
「ほんのり甘くて美味しいですよ」
「じゃあ、ちょっと一口頂戴」
パンの端を分けようとしたら深澤さんは私の手を掴んでパンを一口食べていた。
…んん？
「あー、珈琲合いそう」
「っ、何してるんですか！？」
「？彼氏の特権」
「貴方ね、そんなかっこよく言っても分かってますか！？」
「あ、久しぶりに貴方って聞いた」
「、人が悩んでいる時に」
間接キスですよ。
恥ずかしくなり顔が赤面する。
すると深澤さんは缶珈琲を飲みながら話した。
「じゃあ、黙っとくから
悩み話してよ」
…え
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ハル春(プロフ) - アルカリさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。話が長くなり移行するかもしれませんがよろしくお願いします！完結後の続編はまだ考えていませんでしたが小話みたいにするかも…です！笑。これからも更新頑張っていきますね (2020年7月6日 10時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ(プロフ) - こんにちは！この作品が更新される度にキュンキュンして、毎日読み返すぐらい大好きな作品です！これからも更新楽しみにしてます！もし、完結しても続編を希望します！笑 (2020年7月5日 10時) (レス) id: 669107a882 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！好きと言ってくださりありがとうございます。まだまだ続くと思いますがこれからもよろしくお願い致します。更新頑張っていきますね！ (2020年7月2日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - この作品、本当に本当に大好きです！更新楽しみに待っています！ (2020年6月28日 23時) (レス) id: 1af05a18e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 09ゆう26さん» コメントありがとうございます。ハマって下さりとても嬉しいです。更新頻度は遅く大量更新が多いですが更新頑張っていきますね！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年6月3日 0時
