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なんで聞いてくるの？
でも予想はしてた。
こう来るかもなって
『お疲れ様です。
大丈夫ですよ？
お2人が頑張ったのですから打ち上げ楽しんできて下さい。』
深澤さんの事を好きかもしれない。
松端先輩はそうだろう。
でもそうじゃないかもしれない
だから、黙っとこう
携帯を閉じて次の仕事をしていった。
帰る時、会社の扉を出ようとしたら後ろから深澤さんが話しかけてきた。
「A」
「あ、深澤さん」
「あのさ。俺今から行くけどいいの？」
「？なんでですか？」
「いや…A」
言葉が詰まる彼を見て私は
「…深澤さん
深澤さんは私の事好きですか？」
「…え？うん」
「なら…大丈夫です。私は、貴方を信じてますから」
この場を早く去りたくてそれだけ聞くと深澤さんは何かに気づいたのか目を少し大きく開け私の腕を掴んできた。
「待て。何を隠してんの？」
「っ、え？」
「お前はいつも隠し事をする時そうやって俺から逃げようとする。
それに、話さないで自分で自己完結して終わろうとする。」
「そんな事ないです！
深澤さんは気づいてませんけど私は」
「彼女が隠し事してる事ぐらい分かるわ！馬鹿」
少しだけ大きな声は多分聞こえた人もいると思う。
恥ずかしさなのか彼の優しさなのかなんなのか分からないが私は泣きそうになるのを我慢しながら彼の目を見て話した。
「私は、貴方の事を好きだから迷惑かけたくないし守りたいだけです！」
声が少し大きくなったことに驚いたが私は彼から手を離して距離をとった。
その時、後ろから声がした。
「ふっかせんぱーい。
打ち上げ行きましょう」
化粧直しをしたのだろう。
綺麗なアイシャドウに髪型も少し変わっていて
女だから分かるんです。
この人は彼の事が好きだって
「…大きな声出してごめんなさい。
…じゃあ」
私は1度頭を下げるとその場をあとにした。
好きだから迷惑かけたくないし守りたい
いや、守らせろよ。
去っていく彼女の背中を見て今にでも追いかけて捕まえたいと思った。
独占欲は強くない方だが今回は違う
もしかしたら俺と彼女は分かりあっていて分かりあっていない所がある。
傍に来た松端さんを見て思った。
「行きましょう？」
俺でも分かるわ。
俺のこと好きなんだなって
「松端さん、ごめんだけど飲みじゃなくて飲み物を奢るとかじゃダメ？」
「え？なんでですか？」
なんでですか…か。
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ハル春(プロフ) - アルカリさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。話が長くなり移行するかもしれませんがよろしくお願いします！完結後の続編はまだ考えていませんでしたが小話みたいにするかも…です！笑。これからも更新頑張っていきますね (2020年7月6日 10時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ(プロフ) - こんにちは！この作品が更新される度にキュンキュンして、毎日読み返すぐらい大好きな作品です！これからも更新楽しみにしてます！もし、完結しても続編を希望します！笑 (2020年7月5日 10時) (レス) id: 669107a882 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！好きと言ってくださりありがとうございます。まだまだ続くと思いますがこれからもよろしくお願い致します。更新頑張っていきますね！ (2020年7月2日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - この作品、本当に本当に大好きです！更新楽しみに待っています！ (2020年6月28日 23時) (レス) id: 1af05a18e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 09ゆう26さん» コメントありがとうございます。ハマって下さりとても嬉しいです。更新頻度は遅く大量更新が多いですが更新頑張っていきますね！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年6月3日 0時
