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「安心できない」
「…？私が話さなかったら良いんですよ？」
「違う
伏本さんの事傷つけたのに俺が守られたらおかしいよ。」
深澤さんの声が頭の中に入る。
優しい人だよ
だから会社内でも有名なんだ。
「、大丈夫ですから。
もう普通に戻って大丈夫ですから」
なんて返せばいいの？
必死にそう言って私は深澤さんの手を解こうとした。
でも、その手は解けない。
深澤さんはどんな罰でも受けるというふうに私を真っ直ぐ見てくる。
これどっちが正しいの？
私なの？彼なの？
でも深澤さんの方が年齢も仕事も先輩だし人気者も彼だ。
これはなんて返すのが正解なの？
焦っていると雨が降り出してきた。
…傘忘れた
急いで帰りますって伝えていいよね？
「やば雨
折りたたみ傘俺持っているけど伏本さんは？」
「わ、忘れました」
「俺の傘貸すから使って」
深澤さんは私の手を離してバッグの中から折りたたみ傘を取り出そうとしていた。
「大丈夫です。お気持ちだけで
私このまま帰ります、じゃあ」
私は急いで伝えると駅の方へと走っていった。
深澤さんの返事を待たずに帰ったが今彼と話すとあの時の夜を思い出して苦しくなる。
私は家に着くとリビングにあがりスーツを脱いだ。
…シャワー浴びよう
なんか凄く今日は疲れたな。
シャワーを浴び私はその後寝た。
明日の仕事普通に過ごせたらいいな。
「くしゅん！…あぁ」
「大丈夫なん？A」
「向井先輩大丈夫ですよ、多分風邪なので」
「熱はあるん？」
「測ってないんですよねぇ」
「それはあかんやろー」
朝からなんか寒いけど仕事は休めれない。
パソコンと向き合っていると色な人から資料を貰う。
これは確かこっち
資料を分けていると体が寒く感じたので珈琲をいれてこようと思い立ち上がるとグワングワンと目の前が揺らいだ。
あ…これ
椅子に手をついてどうにか堪える。
「！？A」
「、向井先輩大丈夫ですよ。
ちょっと給湯室行ってきます」
そう伝えてゆっくりと給湯室の中に入る。
…きつい
頭痛い…
外は今日も雨
やらかした
珈琲をいれようとコーヒーメーカーが終わるのを待っていたらくしゃみをしてそれと同時にその場に座りこんだ。
体重い…
目をつぶろうとしたら給湯室のドアが開いて誰かが私の傍に来た。
「おい、しっかりしろ。
おでこ触るね」
フワッと柔軟剤の香りがした
私、この香り知っている。
この香り彼だ
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ハル春(プロフ) - どったんさん» コメントありがとうございます！かっこよく楽しく書けているかいつも不安になるのですがそう言って下さりとても嬉しいです。物語はまだまだ続くので頑張っていきます！ (2020年6月2日 9時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
どったん(プロフ) - 初めまして！すごく楽しく読ませてもらってます！康二の後輩、ふっかの彼女、私的に最高です笑 これからもきゅんきゅんしながら読ませてもらいます^ ^更新頑張ってください！ (2020年5月31日 9時) (レス) id: 84d5e4ca01 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - FukaKojiさん» コメントありがとうございます！現在更新が出来ぬ日が続いておりますが少しずつ作品を書いていくのでどうぞこれからも頑張っていきますね！ (2020年5月23日 10時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
FukaKoji - とてもドキドキしました。ふっかさんと恋してるみたいでた。無理のないように更新頑張ってください！続き楽しみにしています！ (2020年5月14日 17時) (レス) id: fa88d31e53 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - さおりんさん» コメントありがとうございます。ドキドキして下さってるとは光栄です。かっこよく表現できているのか書いていて不安になることもありますが楽しみになる作品にしていきたいと思います。更新頑張っていきますね。 (2020年5月8日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年4月19日 0時
