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コツンっと頭に当たる感覚がして目が覚めた。
「おはよう」
「…！？ごめんなさい」
「バス停どこ？」
バスの前のパネルを確認するとまだあと少しある。
「大丈夫です。
えっと…あと少し」
「よかった。」
…外を眺めようかな。
窓の方を見ようとしたらトンネルの中に入り真っ暗になった。
外を眺めることが不可能じゃん
仕方なく下を向こうとしたら隣の方から青白い光が見えた。
横を見ると深澤さんは携帯を眺めていた。
…彼はいつ起きたのだろうか。
さっきまで寝てたよね？
「眠くないんですか？」
「え？あー、うん。
伏本さんは？」
「私は目が覚めました」
「そう。ま、今日は凄い遊んだしそりゃあ疲れるよね。俺も疲れた」
へへっと笑い私の方を見た彼は会社で見る時と雰囲気は違う。
この人、こう見ると少年みたい。
ジーと深澤さんの方を見ているとふと我に返り首を横に振った。
何をしてる
マジマジと見ると相手に失礼でしょ
トンネルからぬけないので仕方なく下を向こうとしたら急に肩をグッと掴まれ深澤さんの方に体を向けられた。
…え
一瞬だけ唇に触れた後グッと強く押し付けられた感覚になったがこれがなんなのか直ぐにはわからなかった。
でもそれは長くはない。
2秒ぐらいの短い時間
目を閉じていなかった為相手は見える。
離れたら目があい相手は何も話さない。
「…なんで」
「こっち見てたから。」
「、ここが何処だが分かってるんですか」
「……うん」
トンネルから出たのか夕焼けが差し込む。
夕焼け色がバスの中で綺麗な光を放ち彼を綺麗に彩る。
「嫌なら…嫌だって言って下さい。
俺はどっちでも大丈夫だからさ」
「…、敬語やめてください。
貴方の方が歳上なので。
それと、……ここではやめて下さい」
「分かった。
じゃあ、外ではなんもしないよ。」
…多分それで大丈夫だよね？
いつも彼からキスされるが…いや、まず付き合う前にされたが
大丈夫だよね？
無言で私の方を見る深澤さん
私は首をゆっくりと縦に振り彼を見た。
微笑む彼は私をチラッと見た後背もたれに背を預け息を吐いていた。
こういう時ってやっぱり話した方がいいのかも。
会話のやり取りで相手を落ち着かせることも出来るし
「あの」
「ん？」
「得意なスポーツってありますか？」
「え？…えっとバスケ」
「バスケなんですか！？」
「え、意外？」
初歩的な好きな物を聞く事にした。
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ハル春(プロフ) - どったんさん» コメントありがとうございます！かっこよく楽しく書けているかいつも不安になるのですがそう言って下さりとても嬉しいです。物語はまだまだ続くので頑張っていきます！ (2020年6月2日 9時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
どったん(プロフ) - 初めまして！すごく楽しく読ませてもらってます！康二の後輩、ふっかの彼女、私的に最高です笑 これからもきゅんきゅんしながら読ませてもらいます^ ^更新頑張ってください！ (2020年5月31日 9時) (レス) id: 84d5e4ca01 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - FukaKojiさん» コメントありがとうございます！現在更新が出来ぬ日が続いておりますが少しずつ作品を書いていくのでどうぞこれからも頑張っていきますね！ (2020年5月23日 10時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
FukaKoji - とてもドキドキしました。ふっかさんと恋してるみたいでた。無理のないように更新頑張ってください！続き楽しみにしています！ (2020年5月14日 17時) (レス) id: fa88d31e53 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - さおりんさん» コメントありがとうございます。ドキドキして下さってるとは光栄です。かっこよく表現できているのか書いていて不安になることもありますが楽しみになる作品にしていきたいと思います。更新頑張っていきますね。 (2020年5月8日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年4月19日 0時
