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広報誌も無事に出せて一件落着したとある日
仕事場の近くにあるコンビニにお昼寄った。
冷たいお茶を飲みたいなぁ
それと冷たい食べ物が欲しいと思い探していると会社の受付をしている与田木さんが私に話しかけてきた。
「ねぇ、Aちゃんって好きな人いる？」
「？いや、いないよ」
同期で歳も同じだからタメ語で話してしまう。
下を向いてモジモジしている与田木さんを見て誰か好きな人が居るんだって思ってしまった。
「どなた？」
「…Aちゃんの先輩の人
ほら、あの人リアコじゃん。」
リアコ
その呼び名は知ってる。
影で言われてるし本人も言われてるから
「…深澤さん？」
「……うん。
以前、仕事中資料室に行く事があってあの人手伝ってくれたの。
優しくてかっこよくて
好きになっちゃった」
なっちゃった。…凄く恋をしている人の言い方だ。
頑張れって言いたいのに何故か
「そっか…そうなんだ」
何故か言えなかった。
「ねぇ、Aちゃん。
Aちゃんは深澤さんのこと好き？」
「…さぁ、先輩だし」
「好きじゃない？」
好きじゃない事を祈られている。
だって…自分の恋に敵を作りたくないもんね。
「うんん。好きじゃないよ」
「そうなんだ」
ほっとした彼女を見てどこか苦しくなるのを覚えた。
その後コンビニで買ったお茶を飲んでみたがいつもより苦く思えた。
そのあとから目に付くことがある。
よく二人が一緒にいるところも見た。
ご飯を食べているところも
一緒に仕事を上がるのも
別にいい
だってなんでもないじゃん
彼は先輩だし
私は後輩だもん
「A今日飲みらしいけど行く？」
「どなたの？」
「んっとね、旅行を一緒に回った人達と」
向井先輩が休み時間の時に私に話しかけてきた。
あのメンバーで飲みか
面白いかもね
「皆さん行くんですか？」
「うん。あ、でもふっかさんは遅れてくるとか言ってた」
「あ、…へー」
最近は一緒に帰ることも多いから与田木さんを送り届けるのかな？
なんて言えばいいのか
「…じゃあ、私は参加します」
「ありゃ！やった！」
嬉しそうな向井先輩の声を聞くと自然と笑顔になった。
佐久間先輩にも連絡しとこうと言ってメールをする向井先輩
今日はこの3人で飲みたい
そして深澤さんが来る前に帰ろう
彼と距離をとった方が正しいのかもしれない。
そして、私達3人は居酒屋の個室で飲むことになった。
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ハル春(プロフ) - どったんさん» コメントありがとうございます！かっこよく楽しく書けているかいつも不安になるのですがそう言って下さりとても嬉しいです。物語はまだまだ続くので頑張っていきます！ (2020年6月2日 9時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
どったん(プロフ) - 初めまして！すごく楽しく読ませてもらってます！康二の後輩、ふっかの彼女、私的に最高です笑 これからもきゅんきゅんしながら読ませてもらいます^ ^更新頑張ってください！ (2020年5月31日 9時) (レス) id: 84d5e4ca01 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - FukaKojiさん» コメントありがとうございます！現在更新が出来ぬ日が続いておりますが少しずつ作品を書いていくのでどうぞこれからも頑張っていきますね！ (2020年5月23日 10時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
FukaKoji - とてもドキドキしました。ふっかさんと恋してるみたいでた。無理のないように更新頑張ってください！続き楽しみにしています！ (2020年5月14日 17時) (レス) id: fa88d31e53 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - さおりんさん» コメントありがとうございます。ドキドキして下さってるとは光栄です。かっこよく表現できているのか書いていて不安になることもありますが楽しみになる作品にしていきたいと思います。更新頑張っていきますね。 (2020年5月8日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年4月19日 0時
