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気づいた時には体はベッドに沈んでいて上には深澤さんがいた。
これ…え？
「、あの」
「…」
声をかけた瞬間その言葉は深澤さんの唇にかき消された。
え、え
逃げようとしてもベッドの上から逃れられない。
しかも私もお酒飲んでるから思うように体が動かない。
「、ふ、か」
「…お、れ夢見てる、みたい」
夢じゃない！
深澤さん夢じゃない
深澤さんから逃げようと顔を背け体をベッドから抜け出そうとしたら後ろから腰のところに腕を回された。
、これ
「っ、深澤さん！」
「や、っと…やっと触れれた」
「起きて下さい！夢じゃないです」
腰に回された深澤さんの腕を解こうとしたらベッドの上に膝立ちだったのが災いし後ろに引っ張られて深澤さんの腕の中に収まった。
そして、顔を上に向かせられてキスされた。
身長が高い深澤さん
首をあげるのもきついのに…
後ろからのキスやグッと抱きしめる手に勝てるわけない。
「、んっ、や、めて」
口が離れた一瞬に言葉を話しても深澤さんの耳には聞こえない。
やばい、酸欠みたいにクラクラする
何度かその後離れてくっついてを唇が繰り返した後スーツのジャケットを脱がされゆっくりとベッドに寝かされた。
静かな部屋に息の音しか聞こえないし
真剣な顔の深澤さんしか見えない。
それでもこれはダメだと思い力の入らない腕と足を必死に動かした。
手がベッドから出れたと思ったがそのままベッドの下に落ちた。
ドサッと落ちると頭をぶつけ床の上で体を丸くした。
いったぁ
頭を押さえてると体を起こされ深澤さんに支えられた。
「馬鹿、危ない」
「…っ、いったぁ」
もう何が起きてるんだろう
スーツのジャケットも何処なんだろうと思っていたが今は痛さで涙が出てくる。
少しだけ涙目になると深澤さんは私の足と背中に触れ抱き上げた。
そして、私の方を見ると額に口付けをした。
…この人酔ってるんだよね？
「深澤さん…私、帰ります」
目を見て話すと深澤さんは悲しそうな顔をし私を抱きしめた。
これじゃ動けない
深澤さんは体を起こすと自分のジャケットを脱ぎネクタイを解いていた。
…これ私
「…A、頭上げて」
静かな口調の為怖くて頭をあげると枕が敷かれた。
「…帰したくない…」
そう呟くと深澤さんは私を抱きしめ横になった。
…もうキスしないのかな
なんだったんだろうさっきの
朝起きたら聞いてみよう
逃げたくても逃げれなかったので諦めた。
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ハル春(プロフ) - どったんさん» コメントありがとうございます！かっこよく楽しく書けているかいつも不安になるのですがそう言って下さりとても嬉しいです。物語はまだまだ続くので頑張っていきます！ (2020年6月2日 9時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
どったん(プロフ) - 初めまして！すごく楽しく読ませてもらってます！康二の後輩、ふっかの彼女、私的に最高です笑 これからもきゅんきゅんしながら読ませてもらいます^ ^更新頑張ってください！ (2020年5月31日 9時) (レス) id: 84d5e4ca01 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - FukaKojiさん» コメントありがとうございます！現在更新が出来ぬ日が続いておりますが少しずつ作品を書いていくのでどうぞこれからも頑張っていきますね！ (2020年5月23日 10時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
FukaKoji - とてもドキドキしました。ふっかさんと恋してるみたいでた。無理のないように更新頑張ってください！続き楽しみにしています！ (2020年5月14日 17時) (レス) id: fa88d31e53 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - さおりんさん» コメントありがとうございます。ドキドキして下さってるとは光栄です。かっこよく表現できているのか書いていて不安になることもありますが楽しみになる作品にしていきたいと思います。更新頑張っていきますね。 (2020年5月8日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年4月19日 0時
