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「…え？」
不正解
私は
「私、先生の事好きなんです」
正直に話そう
そう応えると与崎先輩はイラっとしたような表情をして私の頭を叩いた。
痛い…暴力はないよ
「あんたみたいな子供を好きになるわけない」
「与崎先輩、じゃあ
なんで先輩は先生から話しかけてきたことってあるんですか？
デートしたことは？
好きだよって言われましたか？
貴女がしている事はただ自分の欲望のままにあの人を支配しているだけ。まるでお人形さんみたいでそれは愛では無いんですよ」
与崎先輩の目を見て話すと先輩はカッとなったのか私の頬や頭を何度も殴ってきた。
多分これが本当の彼女だ。
自分の思い通りにいかなかったら無理矢理でも制御する。
でもそれは彼女の我儘で
「手が出るとかまるで先輩子供ですね」
「、うるさい！」
次の瞬間頬に強い痛みを感じだ。
「あんたなんか！あんたなんか生活できないようにしてあげる！
貴方は間違ってたのよ！貴方が間違いよ」
そう叫ぶと与崎先輩はどこかに行ってしまった。
痛いなぁ
「やっぱり保健室行ったら」
「ん？大丈夫だよ」
「大丈夫って」
隣に居た目黒君がそう心配そうにこっちを見る。
大丈夫、我慢出来る
授業も終え校門へと歩いているとスーツ姿の男性が見えた。
あの紺色のスーツ
見たことがあるしあの髪型も
「阿部さん」
「、！？A、」
阿部さんは私の方を見ると私の傍に来て頬に触れた。
「どうしたの？！腫れてるよ。
病院、じゃなくて 。え、薬局？でも」
「阿部さん」
「、何？」
「私やっぱり貴方の事が好きです。」
頬に触れる阿部さんに向かってそう心からの言葉を話すと私の目を見て困った顔をしていた。
首を横に振る阿部さん
「ダメだよ。
俺じゃなくて君には優しくてかっこいい人じゃないと」
「阿部さんは優しくてかっこいいですよ。
でも、その優しさが阿部さん自身を傷つけてるんです。
阿部さんは私の事…どう思ってますか？」
頬に触れる手は優しくて割れ物を扱うかのよう。
下を向き何かを呟いている阿部さん
「…俺は
俺は、大切だよ。
酷い目にあわせたくなくて…守りたくて
……好きだ」
震える声が耳に聞こえる。
阿部さん
いや、先生
私、どんな事になっても引き離されても貴方の事離したくないくらい好きなんです。
だから、私にも貴方を守らせて下さい。
「…やっと聞けた。先生の声」
その時後ろから声が聞こえた。
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ゆき(プロフ) - はじめまして！渡辺担の自分からして 阿部ちゃんがこんなにドタイプになるとは思いませんでした。（笑）次回の更新も楽しみにしてます！ (11月13日 14時) (
レス) id: 7a7aa81b8c (このIDを非表示/違反報告)
とーふ(プロフ) - 初めまして、こんにちは。つい続きが気になってしまい一気に読ませて頂きました！1話から現在までの変化を見ながら読むことが出来て、とても楽しく面白かったです。次回の更新も楽しみにしております！これからも頑張ってください！ (2023年3月27日 6時) (レス) @page31 id: ce1284c64d (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - ハル春さんこんにちは。一気に読ませて頂きました、とても気になる所で更新停止になっているので続きが気になってたまりません（笑）更新楽しみにまっています！！頑張ってください！ (2021年11月17日 9時) (レス) @page31 id: 57f03d40c4 (このIDを非表示/違反報告)
みみん(プロフ) - こんばんは！やっぱりハル春さんのこのお話はスゴく読みごたえがありいつもワクワクします！！引き続き読ませて頂きますので頑張ってください！ (2020年6月7日 23時) (レス) id: a5b6023e83 (このIDを非表示/違反報告)
みみん(プロフ) - お返事ありがとうございます。私、この話好きになりました！これからも見ていくので頑張ってください！！阿部ちゃん最高です！！ (2020年6月1日 2時) (レス) id: a5b6023e83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年4月8日 4時
