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「まじじゃん」
先生はパソコンで調べながら注文しようかなと呟いていた。
これ、進路の話だよね？
でも先生の悩み解決できたならいいか
先生はパソコンを見ていたが目を逸らし私の方を見てきた。
「文学部に俺の知り合いいるからその人に会うといいね」
「あの、まだ受けてもいませんよ。
…先生の知り合いがいらっしゃるんですか？」
「そう。俺のね幼馴染がねいる。
一緒に教員なるはずだったんだけど俺はこの道を極めるって言って今は大学の先生かな」
「凄いですね」
「うん。
試験とかちゃんと調べるんだよ。」
こんな感じで進路の話は終わり。
まずはちゃんと勉強しないと
帰り道そう考えながら歩いた。
気づいたら梅雨になり夏になっていた。
半袖は今年まで
制服もあと少しなんだな
「へ？推薦ですか？」
「うん。学校枠であってさ成績もいいし生活態度もいいから俺が推薦して学校の上にあげようかなと」
キンキンに冷えた職員室で渡辺先生に言われた。
いいのか？だって他に受けたい方とか
グルグル考えていると渡辺先生は私の頭をガシッと掴みぐしゃぐしゃと撫でた。
「！？！？ちょ」
「悩むぐらいなら受けなよ。
大丈夫、俺が推薦するという事は余っ程信頼してるって事だから」
先生の自信どこから来るんですか！？
でもそう言われたら勇気がついてくる。
渡辺先生の方を見ると先生と目が合った。
「どうすんの？」
「…受けます」
「よし！自信持て」
渡辺先生は私の頭から手を離して笑顔で答えた。
先生は確かに厳しいと有名だった。
ここに来た時3年の渡辺先生は怖いって言ってた。
それは多分ちゃんとしないからだと思うけど
だからそう噂されてた先生だからこそ嬉しく思う。
やってみよう
推薦は秋なのでそれまでに面接練習とかをしないといけない。
頑張って合格しよう。
私は固く決意をした。
「それで？俺に面接練習を頼みにと？」
「お願いします」
「いいよ。Aさんの役に立てるなら」
いつもの数学の補習中に阿部先生に頼み込むと先生は快く引き受けてくれた。
よかった
面接ノートを広げて準備をしていると先生は私のノートを見て何かを書き込んでいた。
「？先生」
「試験始まる前に読んでね」
そう言うと先生は最後のページに何かを書いていた。
試験までのお預けとかワクワクして気になる。
でも何かを書いている時の先生はどこか楽しそうで止める事は出来なかった。
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みか - この話から阿部ちゃん先生の呼び方?が苗字から名前になってる‼︎😳素敵な作品ありがとうございます！続きも楽しんで読ませていただきます！ (1月1日 2時) (
レス) @page20 id: 949f4ed0f7 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 一気に読んでしまいました！すごくお話が好きでキュンキュンしちゃいました！続きも楽しみにしてます！ (2020年5月20日 13時) (レス) id: cb259b82a2 (このIDを非表示/違反報告)
saya_＊(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます(*^^*)最近すのの事を好きになって、こちらの小説にたどりつきました！学生時代が遥か昔の私ですが、こんな先生いたら良いな〜と思いながら楽しく読ませて頂きました！キュンキュンしすぎて・・・とってもとってもおもしろかったです！ (2020年4月21日 7時) (レス) id: 3ebc1b1e33 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - まりなさん» コメントありがとうございます！登場人物が多くなりそうなので迷ってましたがそう言って下さりとても嬉しいです。渡辺先生のあの言葉は改めて自分も読むと言いそうだなぁと思ってました。これからも頑張っていきますね (2020年4月8日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
まりな(プロフ) - 両片思いのちょっとライバル的な相手が出て来て相手を避けちゃって…っていうもどかしい感じが大好きなので毎日きゅんきゅんしながら読ませていただいてます！阿部先生…あざといや…ちなみに渡辺先生の「まぁ3年の意地で皆ボコボコにしな」がツボでした！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: 4917011bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年3月19日 4時
