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今は夏
そんな中
「はい、今日は水泳が無いんでサッカーします」
「えぇー水泳ないのかよ」
体育時間
岩本先生が「文句言うな」と言って進めていく。
サッカーか
男女でチームを作り練習していく。
「水分補給はちゃんとすること。それと、おかしいと思ったらすぐに知らせること。この2つは守って下さい」
岩本先生の言葉を聞いてクラスメイトも「はーい」と言う。
パス回しを行ったりしてウォーミングアップをしていく。
そして試合をしている中ふと自分の耳が聞こえにくいことに気づいた。
立ち止まり確認すると耳鳴りのように音が聴こえない。
「Aちゃん？大丈夫？」
「、うん」
近くに来た友達である山留さんが話しかけてきたが声が上手く聞こえない
そして、尋常じゃない汗が出てきて足に力が入らない。
あ、なんか
その場に座り込む山留さんが私の肩をさすってくる。
「大丈夫？！Aちゃん」
「、っ、」
声を発したいのに
なんで？グワングワンする。
周りに人が集まってきていて目をつぶると体が浮くような感じがした。
？あれ
誰かが私に触れている感覚がする。
「、ごめ、ん、な…さ」
声が出ているのかもわからない。
でも誰かが何かを言ったように聞こえた。
岩本先生かな？
早く耳が聞こえて欲しいな
サッカーを教えていると座り込んだ女の子が見えた。
あれって神崎さんだ。
「どうした」
「先生、Aちゃんが」
「神崎さん聞こえる？」
そう声をかけるが聞こえてなさそうだった。熱中症だって見て分かる。
早く保健室に連れていかないと、でもその前に授業の指示を誰かに伝えないと
そう考えていると渡り廊下の方から声が聞こえた
「照！」
振り向くと阿部がこっちに走ってきているのが見えた。
「お前なんで」
「飲み物買おうと体育館裏に行こうとしたら生徒がサッカーしているのが見えて
それより
神崎さん」
ナイス阿部と心の中で思い阿部に授業のことを話そうとしたら話す前に阿部は神崎さんの肩に触れていた。
…あ、
「神崎さん聞こえる？」
阿部が生徒に触れてる
そして、答えてくれないのが分かると神崎さんの背中に触れ抱き上げていた。
「照、俺が保健室連れていくから授業進めて」
「阿部」
「いいから。…俺はこの子の担任だから」
安心してと言いたそうな顔
俺はそれを聞くと頷いた。
阿部は俺の反応を見ると保健室へと向かった。
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みか - この話から阿部ちゃん先生の呼び方?が苗字から名前になってる‼︎😳素敵な作品ありがとうございます！続きも楽しんで読ませていただきます！ (1月1日 2時) (
レス) @page20 id: 949f4ed0f7 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 一気に読んでしまいました！すごくお話が好きでキュンキュンしちゃいました！続きも楽しみにしてます！ (2020年5月20日 13時) (レス) id: cb259b82a2 (このIDを非表示/違反報告)
saya_＊(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございます(*^^*)最近すのの事を好きになって、こちらの小説にたどりつきました！学生時代が遥か昔の私ですが、こんな先生いたら良いな〜と思いながら楽しく読ませて頂きました！キュンキュンしすぎて・・・とってもとってもおもしろかったです！ (2020年4月21日 7時) (レス) id: 3ebc1b1e33 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - まりなさん» コメントありがとうございます！登場人物が多くなりそうなので迷ってましたがそう言って下さりとても嬉しいです。渡辺先生のあの言葉は改めて自分も読むと言いそうだなぁと思ってました。これからも頑張っていきますね (2020年4月8日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
まりな(プロフ) - 両片思いのちょっとライバル的な相手が出て来て相手を避けちゃって…っていうもどかしい感じが大好きなので毎日きゅんきゅんしながら読ませていただいてます！阿部先生…あざといや…ちなみに渡辺先生の「まぁ3年の意地で皆ボコボコにしな」がツボでした！ (2020年4月7日 0時) (レス) id: 4917011bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2020年3月19日 4時
