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声が聞こえドアの方を見ると封筒を持った淳太さんが呆れた表情でこっちを見ていた。
…あ
「あ、中間先輩
今日山崎と飲みに行こうって言ってたんですよ」
「っ、私行かない！」
「えぇー、聞かせてよ
だってお前フリーだろ？俺らフリーだろ」
「、うるさい！」
そう大きな声を上げると周りがシーンとなっていた。
どうしようどうしよう
なんて伝えよう
周りのヒソヒソと話す声が耳に入る。
ダメだ今ここにいれない
私はそう思い秘書課のドアの方へと行く。
出ていく時淳太さんの横を通り過ぎようとしたら手首を捕まれた。
振り返ると淳太さんで落ち着いた声で話しかけた。
「どこに行く？」
「…離して」
「今にも居なくなりそうな奴を置いていけるか」
「でも…で、も」
手元を見るとギュッと掴まれた手
「…」
黙って下を向くと淳太さんは封筒を傍にあった秘書課の棚に置いた。
そして、近くにいた�霤弔気鵑鵬燭�を伝えると私の肩に触れ秘書課から出た。
どこに行くんだろう
「俺の事で怒ってくれたんやろ？柚木に」
「…え」
「ありがとう。ごめんな」
人通りのない通路に来るとそう言ってきた。
…謝られることでもない
「…好きな人を守るのはダメですか？」
そう小さく呟くと淳太さんは私の肩に触れ触れるだけのキスを唇に落とした。
久しぶりに触れたかも
それに驚いてしまい黙ってしまうと目の前の人は少しだけ笑顔だった。
「うんん。ダメじゃないで？
ごめんな。結婚したことあまり言えなくて」
「…いいえ。それは大丈夫ですよ」
「……いつか落ち着いてきたら
結婚式しようか」
「…え」
今なんて？？
驚いて淳太さんの方を見ると彼は嬉しそうな笑顔で私を抱きしめた。
珍しく…彼が近くに感じる
彼の背中に触れるとギュッと抱きしめてきた。
「今日は早く帰ってくるから家で待っとてな」
「、一緒に帰りたいです」
「え、一緒に？」
「だ、ダメですか？」
彼の目を見て今の気持ちを伝えるとぱちぱちと瞬きをした後フッと笑い首を横に振った。
「いや、全然」
「…待ってます」
「じゃあ、迎えに行くわ
だから待っとってな」
最近は仕事も忙しいから家でも会社のこととかだったし
今日はわがままになってもいいのかもしれない。
早く仕事終わらせてあのプレゼント早く渡したいな。
少し先の事だけどまだかなぁと楽しみになった。
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ハル春(プロフ) - みのりぃさん» コメントありがとうございます！凄く長く続いた作品だったので私自身寂しい気持ちもあります。この作品を好きでいて下ってありがとうございます。 (2020年3月15日 13時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みよこさん» コメントありがとうございます！とうとう完結してしまいました。我ながら寂しい気持ちもあります。これからも他グループかもしれませんが作品を書こうと思ってますので頑張っていきますね！ (2020年3月15日 13時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みのりぃ(プロフ) - 完結しちゃいましたね…。好きな小説が完結…また読み直します^^ お疲れ様でした (2020年3月15日 11時) (レス) id: 41f152ed59 (このIDを非表示/違反報告)
みよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。完結ですね。その後もみたかったです。さみしいです。これからも、ハル春さんの作品楽しみにしてますね！頑張ってくださいね (2020年3月15日 9時) (レス) id: c11d361e82 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ももちゃさん» ありがとうございます！更新が最近途絶えてしまいすみません。少しずつですが更新しようと思いますのでよろしくお願いします！ (2020年2月23日 18時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年12月25日 1時
