7 ページ7
柚木とAが同期とか俺知らんかったな
家に帰りついてもそればっか頭によぎる
仲良さそうやったし。なんなら、柚木は知らんからかAのこと庇ってたし
俺が悪者みたいやん
でもな
「淳太さん」
「、ん？」
考え事していてAの話を聞いてなかった
やばい、
「…どうされましたか？」
「なんもないで？」
「……仕事の時の怒ってますか？」
「怒ってないわ。柚木と同期やったんやなって」
ソファーに腰かけて話すとAはソファーではなくカーペットに座りテレビの方を見ていた。
……これ俺怒らせたんでは
だって自分の旦那が自分を信じないって嫌なことじゃ
いや、まず同期のやつを疑うのが悪いんやないか
チラッと後ろ姿のAを見るが無言のままテレビを見てる。
…これは
「……テレビおもろい？」
「…んー、まぁ」
倦怠期なるやつか？
俺は堪らず顔を隠して指をの隙間からAを眺めながら自分の犯してきた考えに怒りを覚えた。
朝になったけど淳太さんに謝れずに今に至る
今日は24だよ
なんで何も言わなかったの？自分の弱虫
仕事をしながら昨日の自分を責めていると午後になり柚木君がまた来た。
「山崎ー。」
「？柚木君」
「昨日は俺の先輩がごめんな
いやぁ厳しい人でさ」
「…でも言ってることは正しい人だよ」
「えぇ？まじで？
山崎って素直だな
そう言えば今日暇？飲みに行こうよ」
「え、今日」
「行こうぜ。
中間先輩めっちゃ怖いからさ今のうちに言いに来たんだよねぇ」
厳しくないよ
正しい人だよ
「あの人彼女いるのかな？
すぐ怒りそうだからな」
「…良い人だよあの人」
「また海外に行くとかなら俺ものんびりと過ごせるのにさぁ。海外行く前、山崎秘書だったんだろ？大変じゃなかった？」
「あの人の事そんなふうに言わないでよ」
ちょっと強めの口調でそう柚木君に伝えてしまった。
その瞬間自分でしまったとなり口を押えた。
……やってしまった
「？山崎もしかして中間さんの事好きなの？」
「……関係ないじゃん」
「えぇ、俺ら同期だぜ？
俺が手伝ってやるからさ」
「帰ってよ。世間話の為にここに来ないで」
カッと来てしまいそう声を出すと柚木君は少し驚いていたがニヤニヤとしながら「またまた」とか言っていた。
やめてよ
彼は私の旦那さんなんだから
「そこの2人ー、仕事中に私情を挟むなって昨日言ったよな？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2017人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハル春(プロフ) - みのりぃさん» コメントありがとうございます！凄く長く続いた作品だったので私自身寂しい気持ちもあります。この作品を好きでいて下ってありがとうございます。 (2020年3月15日 13時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - みよこさん» コメントありがとうございます！とうとう完結してしまいました。我ながら寂しい気持ちもあります。これからも他グループかもしれませんが作品を書こうと思ってますので頑張っていきますね！ (2020年3月15日 13時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みのりぃ(プロフ) - 完結しちゃいましたね…。好きな小説が完結…また読み直します^^ お疲れ様でした (2020年3月15日 11時) (レス) id: 41f152ed59 (このIDを非表示/違反報告)
みよこ(プロフ) - 更新ありがとうございます。完結ですね。その後もみたかったです。さみしいです。これからも、ハル春さんの作品楽しみにしてますね！頑張ってくださいね (2020年3月15日 9時) (レス) id: c11d361e82 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ももちゃさん» ありがとうございます！更新が最近途絶えてしまいすみません。少しずつですが更新しようと思いますのでよろしくお願いします！ (2020年2月23日 18時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハル春
| 作成日時：2019年12月25日 1時
