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エレベーターの方に走るとドアが閉まりそうなのが見えた。
待って
言葉に出さないと
「、待って！」
そう声を出すとエレベーターのドアが開き私はエレベーターの中に入った。
そしてボタンのある方を見ると神山さんが驚いた表情でこっちを見ていた。
「ど、どうしたん？」
「っ、」
なんて言葉に出そうか
なんて
「いか、ないでくだ…さい」
なんて伝えれば彼は帰らなずに済むだろうか
その瞬間神山さんは私の方に近づき唇を塞いだ。
エレベーターが下に降りる音が聞こえる
それに合わせ違う音が聞こえる。
もっともっと
「、帰ら、ないで」
一瞬離れた瞬間そう言う。
顎に触れてた指が止まり息の音が聞こえる。
「…俺、が
俺が我慢すればええのに
そんなん言われたら
無理や」
「帰らないで…お願いです
お願い………っ、」
その時エレベーターのドアが開いた。
真っ暗な外が広がる
迷惑かけてるのは分かってる
「…どうなっても文句ないな？」
文句
どうなっても
色々不安はあるけどもう
私の方も無理だよ
頷くと神山さんはエレベーターのボタンを押した
上へあがりドアが開くと私の左手に触れ部屋へと行く
「…鍵閉めてないなこれ」
「…慌てて」
「気をつけてな。」
苦笑しながら言う神山さん
そしてドアを閉めると玄関でキスされる
後ろに下がるとドアでコツンっとドアに背中が当たった。
「、ここ」
「靴脱がすから俺に抱きついてみ」
言われた通り神山さんに抱きつくとクスッと笑い私を抱き上げる。
え、器用だな
驚いて言葉も出ず神山さんを見ると私の首や頬に唇を当てる。
くすぐったい
「…あんまAが自分の考え言ってくることないから嬉しい」
「…？」
「もっと我儘になってええよ。
俺が受け止めるから」
そう言って歩き出した彼は寝室のドアを開けベッドに私を下ろした。
「どうされたい？」
「……神山さんはどうしたいですか？」
「俺に合わせんでええよ。
Aは？」
「…私は……貴方にされる事、拒否しないので
朝まで……」
「傍におるよ。」
自分の伝えたい事が彼には分かったのか言葉に出してくれた。
顔を上げると神山さんはスーツのジャケットを脱いでベッドに腰かけた。
そして、私にキスをした。
時間今何時？
息も上がり、グッと彼に抱きついた時そう思った
時計は横の棚にある
見ようと左手を伸ばしたらその手は彼に掴まれた。
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ゆきまろ - ハル春さん» 返信にできなくてすみません！送ってからこの機能に気づきました笑 (2020年5月25日 2時) (
レス) id: 3907de7a8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきまろ - 返信ありがとうございます！ハル春さんの作品が好きで、他作品含めて読み返してたら更新されてて、すごく嬉しいです！ゆっくりで大丈夫です！これからも応援してます！ (2020年5月25日 2時) (レス) id: 3907de7a8a (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - ゆきまろさん» コメントありがとうございます！ずっと書けなくてどうしようと悩んでいたのですがゆきまろさんのコメントを見て頑張ってみようと思いました。少しずつですがこれからも更新していきます！遅くなってすみませんでした。頑張っていきますね (2020年5月25日 0時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきまろ - 突然すみません。いろんな方の作品を読んでいるのですが、このお話が1番好きです。更新停止中のタイミングでこのようなコメントをするのは申し訳ないのですが、また書いてくださると嬉しいです。勝手ながら応援させてください！ (2020年5月16日 5時) (レス) id: 3907de7a8a (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - め る *さん» コメントありがとうございます！他の作品も読んでくださっているのですか！？ありがとうございます。これからも更新頑張っていきますね (2019年12月12日 1時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年11月27日 2時
