43 ページ43
店員さんは冷えたタオルを持ってきた。
それと氷
袋に入った氷を痛いところに当てる
冷たいっ
「ほんまは心臓より高い位置に上げないといけないけどな」
「…なんで」
「なんでって分かるやろ。
頬っぺタオルで冷やしてみ」
そしてタオルは私の頬に当てられた
ジリジリ痛かったのに
「階段から落ちて」
「んな嘘やろ」
「痛くないですし」
「はいはい」
「子供じゃあるまいしこのぐらい我慢できますよ」
氷を持ってる手は細くて綺麗ででもどこか男性だなと思う形で大きくて
だから
だから
「…なんで気づくんですか？」
「簡単やん」
「だからそうじゃなくて」
「俺彼女おらんし」
「……なんで、だから」
「助けてって言えへんかったら俺が助けるから
もっと声上げてええよ」
なんで…
真っ直ぐと見てくる目が私を捕える
しゃがんでる彼と椅子に腰かけてる私なので目線が私の方が上になる。
下を向いたら泣きそうになるため首を横に振って隠すと神山さんは私の殴られた方の頬に触れた。
「…ちょっと待っててな」
優しい声でそういうと1人座敷の方へ戻った。
氷で冷やしてから足は楽だな
ヒール履いて私も行こうかな
でも待っててって
すると神山さんが戻ってきた。
手には私のバッグに神山さんの荷物
ん？…んんん？？
「帰る時間まで遊んじゃおっか」
「……でも」
「大丈夫。�陲舛磴鵑僚蠅砲舛磴鵑筏△垢�ら
約束」
手に触れてきた彼の手は私の右手と器用につないだ。
「神ちゃん前あった時よりなんか大人というか。
まぁ前から大人やけど」
「そうか�陲舛磴鹵里蕕覆い笋鵝�
「必死な片想いやからモンチ今」
その言葉を聞いた�陲舛磴鵑呂�茶を吹き出していた。
…だった言ってなかったな
隣に居る流星をチラッと見るとお酒を飲みながら流星は話し出した。
「神ちゃん、Aちゃんのこと好きなんやけどね。
相手が落ちてくんないんよ」
「…そうやったんや
俺、なんであの二人知り合いなんやろって思ってたわ」
「まぁそうだよな宇津山さんの話があったしね」
「そうそう。一方的な人が居るーって」
「でも神ちゃん付き合ってないで。
宇津山の重い片想いというかなぁ
しかも逆恨みして関係ない子とかにも被害がね」
「まさかAさん」
「多分来てるはず」
いや来てるよ
お酒を飲むと熱が伝わる
神ちゃんの片想い実って欲しいな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なす(プロフ) - ハル春さん» こちらこそ忙しい中ありがとうございます！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！全部ですか！？嬉しいです、ありがとうございます！更新頑張っていきますね (2019年11月5日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - ハル春さんの小説全部読んでますどれも大好きです！更新頑張ってください！ (2019年11月5日 13時) (レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハル春
| 作成日時：2019年10月7日 0時
