検索窓
今日:16 hit、昨日:35 hit、合計:303,878 hit

25 ページ25

どこだから分からないホテルに着いた

フロントの方に神山さんは服を乾かしたいと言うとOKとのこと。

私はその間ホテルの寝巻きを着とく

乾くまで待つかということで部屋に入る。


窓からの景色は海が見えてて綺麗だった


…あ、会社に電話



「俺から淳太君にしとくからせんでいいよ」


「でも」


「大丈夫やから」


窓の所にいた私の所に来て神山さんは頭を撫でた。


付き合ってないのに



なんか



落ち着くまでいようということでここに来たがいい景色だな。


考えを変えようとする。


「メール来てたやろ?」

「、はい」

「ごめんな。巻き込んで」

「いいえ。神山さんのせいじゃないので」



…無言

気まずい


すると神山さんはベッドに腰かけて携帯を触っていた。


…なんかスマホを触るにもこういう時ってどうすれば


「…落ち着いた?」


「え?」


「宇津山はもう来ないと思うから安心してええよ」


「…助けてくれてありがとうございます」


「いや、当たり前やし。しかも俺関係やん」



気にしない気にしないと言う神山さんはベッドに倒れ込んだ。


ベッドふわふわしてそうだな。


そう前向きだから女性にモテるんじゃないか思ったが今は黙っとこう。


目線を窓の外に戻す。


いい天気なのに

ホテルの人にも申し訳ないことしたな




その時私の携帯が一瞬震えたのがわかった。


誰?


見ると宇津山と書いてあった。


…見なくてはならない


恐る恐る見ると言葉が綴られていた。



萩折さん

貴方と彼はどんな関係なの?
私は彼女よ
異動の件今人事部に向かったら無理だって言われた。
どうしてくれるのよ。
貴方今どこ?早く帰ってきなさいよ




まさか中間さんたちのところにも行ったのか

どうしようあの人たちにご迷惑かけている。
はやく帰りたいけど服が





「携帯みしてみ」

「……え」


窓の傍で考えていたが気づいたら傍まで神山さんが来ていた。


ダメだ、見せたら


「嫌です」

「嘘つけ、宇津山やろ?」

「違います」

「あいつはどんな手を使ってでも動くで」

「何を無いので大丈夫です。
これは私の問題ですし」


携帯をぐっと握ると神山さんは舌打ちをし私を後ろから抱きしめた。


え、

ぐっと握っていた携帯を捕まれ腕を伸ばしたくても後ろからの拘束により腕が上がらない。


携帯はするりと抜け取られ神山さんは携帯を見た。



あの文章はダメな文だ

見せたらいけない


「やめ、て」

26→←24



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (340 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1112人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なす(プロフ) - ハル春さん» こちらこそ忙しい中ありがとうございます! (2019年11月6日 20時) (レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます!全部ですか!?嬉しいです、ありがとうございます!更新頑張っていきますね (2019年11月5日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - ハル春さんの小説全部読んでますどれも大好きです!更新頑張ってください! (2019年11月5日 13時) (レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ハル春 | 作成日時:2019年10月7日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。