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グループワークや自己のアピール
様々な活動を通して社員の仲を深めつつ会社組織の仕組みを理解してもらおうという内容。
企画は私が大まかだが社員名簿も分からなかったので神山さんにメールで聞いたりしていた。
…まさかここまで鬼とは思わなかったんだよ。
メール文を読み返してもまぁ確かに真面目そうな書き方
恐ろしや
ファイルを開け書類を確認しながらプログラムの進み方
社員の雰囲気、話等を調べるが人それぞれ
真面目にしてる人もいれば雑談ばっかする人もいる。
…だから私定時に帰れないんだよ
報告書を書くのが辛いんだよな
ドアの傍でフーと息を吐いてると前にいた神山さんが私の傍に来て社員の方を見ていた。
…横にいる
「…あの」
「あとどのくらいで次のプログラムですか？」
「ぇ、あ、20分程です。
その後グループ内での発表を」
「分かりました。
その時に資料2を配れば良いんですよね？」
「はい」
業務連絡
神山さんは私の返事を聞くと資料を取って前のほうへと移動していた。
しっかりしてるな。
すると目の前のグループにいる男性が私に話しかけてきた。
「人事部の薙折さんですよね？
俺らの作るの大変だったでしょ」
「え、…いいえ。仕事ですので」
「またまたー、堅苦しい感じで言わないでさ。
そこは 全然！楽しいですよ って言いなよー」
年上の方だし
多分グループの中でもトップ
言葉の返しが分からないし
自分が貶された感じに思えてくる。
「……すみません」
そして謝るだけという自分に腹が立つ
こんなのやっても何の意味もない
頭を下げると足音が聞こえ資料を置く音がした。
「話し合いまだですけどここのグループ終わったんですね？」
「か、神山」
「まだだったらちゃんと話し合って下さい。」
全くという感じにため息をついた神山さんは呆れた感じに彼らを見ていた。
その後どうにか話し合いは後半へ次回はまた次の時にということになった。
今日のところは無事に終えれた
あと少し
その時コソコソと話し声が聞こえた。
「怖いんだよなぁあいつ」
「あいつが笑ってんの見た事ないな」
「仕事大好き人間ですからね」
…皆コソコソと話さなくてもな
私はそう思いながらも資料を片付け神山さんの所へと向かった。
「あの、今日はありがとうございました。」
お礼を言うと神山さんはパソコンを閉じながら一言呟いた。
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なす(プロフ) - ハル春さん» こちらこそ忙しい中ありがとうございます！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！全部ですか！？嬉しいです、ありがとうございます！更新頑張っていきますね (2019年11月5日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - ハル春さんの小説全部読んでますどれも大好きです！更新頑張ってください！ (2019年11月5日 13時) (レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年10月7日 0時
