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中間さんは眼鏡を付け部屋着で
どこか気だるげな
「…寝てました？」
そう声をかけると一瞬眉間を動かし私の方を見た。
「少しだけ仕事してただけやで。
それより何作ってるん？」
中間さんは私の方に近づきキッチンのスペースに入ってきた。
寝たのかもしれないけれど明らかに睡眠時間が足りてない。
「会議で忙しいんですよね？
じゃあ、少しの間でも仮眠を」
「大丈夫。
それよりもAとおった方が俺はええわ」
へにゃと笑いながら言う彼を見てどこか心を鬼にしないといけないという使命感に駆られた。
「嫌です」
「んぇ？」
「寝て下さい。」
「…A、最近言うようになったな」
「っ、え、ぁ、それは…駄目ですか？」
「いや、ええよ。俺は逆に嬉しいかな」
中間さんはそう言うと私の目を見て笑うと「寝てくる」と言って寝室の方へと行ってしまった。
後で起こしにいこうかな。
その間に料理をしてギリギリまで寝かせることにした。
そして起こす時間になり寝室に行くとベッドに横になって寝ている中間さんがいた。
近づいでも起きない。
「起きて下さい。中間さん」
そう声をかけてしゃがむ
…整った顔の人だな
まつ毛とか長いし
じーと見ていると中間さんは薄く目を開けククッと笑いながら目元を隠して上を向いた。
「ちょ、そんな笑わなくても」
なんで笑われてんのか意味が分からなくて戸惑ってると中間さんは上半身を起こし私の方を見た。
「人の顔マジマジとみんなや。
恥ずかしい」
「綺麗な顔だなぁと思っただけですよ」
「…そこはかっこいいとか言えよ。」
中間さんはそう言いながら私の左手に触れ顔を覗き込んできた。
驚いてピクっと肩が動くとクスッと笑い離れてくれた。
「明日どこ行きたいか考えといてな。
デート」
そう言って立ち上がり先にリビングの方へと行ってしまった
なんか大人の人がもっと大人になったな。
あとを追って部屋を出ると中間さんは準備をしていた。
やっぱりこの人に敵いそうにないな。
「いってらっしゃい」
「行ってきます」
玄関のところで見送るとき声をかけると中間さんは私の方を見て微笑んだ。
「仕事終わるとき連絡するから」
「分かりました」
「時差ぼけとかあると思うからAも休みなよ」
優しいな
中間さんはそう言うとドアを閉め会社に向かった。
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
