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目を開けるとシャツに腕を通して携帯に向かって話している彼がいた。
？電話
「今ですか？今家なので少しかかります、直ぐに向かいます。
えっと、その件に関しては月曜に資料を渡します。」
ネクタイを締めようとし私の方を向いた。
パチッと目が合うと中間さんは話しながら私の方に手を伸ばし頬に触れたり頭を撫でたりした。
「…会社まで少し距離がありますので少しかかりますが資料のデータ持ってきます。
それとその後の会議ですが小会議室で大丈夫でしようか？」
会議の話だ
「…ごめん…なさい」
体を起こして小さな声で言うと中間さんは首を横に振りその後電話が切れた。
「おはよう
体きつかったよな。ごめんな。
俺少し会社行ってくるわ。急遽今日会議になったらしいからさ」
ネクタイを締めジャケットを手に取った中間さんは私の髪を撫でたりして落ち着かせた。
…背中
「背中痛かったですよね
それとお力になれなくて」
「急に決まったしAはなんも悪くない。
それと、背中の傷
…気づいてたで？夜、痛みがきたから分かってた。
でも怒っとらんよ。
不可抗力やん。それに俺も手加減でけんかったし
はい、笑顔。俺も気にしてないし大丈夫。
行ってきます」
「…行ってらっしゃい」
中間さんはクスッと笑うと私のおでこにキスをして部屋を出ていった。
一人部屋に残された。
静かな部屋
でもそれがいつもの部屋
今度からこの家に住めないのかもな。
今度からは一人増えてもう少し大きな部屋で
もう寂しくないのかもな
ベッドから起き上がり窓の外を見ると綺麗な空だった。
あぁ
「…誰かを好きになるってこういうことかな」
本気で凄く愛した人は彼が初めてだ。
これからはあの人と一緒になるんだ。
凄く、凄く
「…幸せだな」
こんなことあるんだ。
私こんな幸せになっていいのかな
心を入れ替えるために頬を叩いて体を動かす。
掃除や洗濯をしていつものようにしとく。
すると昼ぐらいに中間さんから電話がかかってきた。
「はい」
「もしもし、今ええ？」
「大丈夫ですよ」
「今晩一緒にどこかご飯食べに行かん？
夕方には帰ってくるから1度家に戻ってAの所に行こうと思ってるんやけど」
「ご飯ですか？いいですね。」
「じゃあ決まりやな。」
嬉しそうに話す声が自分をも嬉しくさせる。
準備をしなくては
電話を切った後準備をする。
楽しみだな
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
