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キスされる度に何かが無くなっていく。
ジャケット
シャツ
「っ、あの」
「寝室？」
「…珍しくなんか」
「がっつく時ぐらいあるわ俺にも」
中間さんは私を1度立たせると椅子から立ち寝室の方へと移動した。
「中間さん寝てませんよね？最近」
「…会議会議の連続で」
「寝て下さい」
「寝るで？
その前に触れさせて…な？」
ベッドに私を寝かせて2人向き合う形でいる時にそんなこと言われたら
…頷くしかないじゃん
ゆっくりと頷くと私を抱き寄せ耳元で呟いた。
「ありがと」
そしてまた彼の思うがままになってしまう。
本当はそんな行為しなくても彼の事は好きだし離れたくないと思っていも
「っ、ぃ」
「A、息吐いて、吸って」
「や、…っまだ」
人間の気付かぬ心理というか深層とは非常に読めない。
中間さんの左手首を掴んで謎に溢れようとする涙を止めていると中間さんは私の頬に触れた。
触れた手は私の目元に触れ溢れてきた涙を止めた。
2人の息の音しか聞こえない。
「きつい？」
「……」
首を横に振ると中間さんは私の腰に触れ少し低い声で呟いた。
「あと少し我慢してくれ」
声と同時にまた何か我慢しなくてはならない感じになった。
息を一気に吸って止めていると中間さんは私の方を気にかけながら話しかけたりしてきた。
「そんなことやっても俺止めれんわ」
「、ん」
「…キスしてええ？」
「…うん」
今日は誕生日だからなのかこの人が珍しくがっついてる。
触れるだけのキスをされたので中間さんの腕に触れて自分から少しだけ距離を詰めてみたら中間さんは1度離れると優しく微笑み私の頭に触れた。
離れるのが嫌になる。
日本に帰りたくない。
でも帰らないといけない。
「…、離れないで
ずっとそばに居てください」
少しだけ震える声でそう言葉に出すと中間さんは少しだけ驚いた表情をして止まった。
「…なんて、冗談ですよ
中間さんビックリしました？」
私は嘘をついた。
笑ってそう答えると私は身体を起こしてベッドのそばにあったシャツを手に取った。
迷惑かけるのは間違いだよ
シャツに腕を通してふぅっと息を吐いた時
「待て」
そう言われ後ろから腕をひかれた。
「どうされたい？」
「…え」
「俺に…何されたいんや？
俺は
約束は守るで？」
中間さんはどこか決心したかのような雰囲気だった。
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
