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「えー、皆様今回のパーティーへのご参加誠にありがとうございます。
海外支部の方から数名帰ってきましたのでその方々に対する労いのパーティーです。
営業課が多いですがどうか皆様最後までお楽しみ下さい」
司会に皆が集中している間に私はテラスの方へと行ってテラスの階段から下へと降りることにした。
絶対皆思うよ
特に私だもん
秘書課の中でも変わり者だし仕事しか脳にない女だよ？
そんな奴が彼女とか絶対に驚くし彼の為にならない。
なのに、どこかで悲しい自分がいる。
私はわがままだ
真剣な彼の目に答えられない。
グラスを右手に持ちテラスの階段を降りる。
外に出て落ち着いたら部屋に入ろう
そしたら
「A！」
「っ！？」
テラスの階段の上に彼がいた。
途中で降りるのをやめ振り向く私を見て直ぐに駆け寄ろうとした。
…なん
その時ヒールが階段からズレてしまい後ろに転けそうになった。
あ、やばい
怖くなって目を閉じたら私の右手を掴み引き寄せ前から受け止めた。
…あ
「…っ、ぁ、ごめんなさい」
「あっぶなぁ…死ぬかと思った。
ほら、グラス俺に渡して上に行こう」
差し伸べられた手に触れれずただ黙って中間さんの手を見ていると中間さんは私の頬に触れた。
「どうしたん？」
「私、釣り合ってますか？」
「ん？」
「私…中間淳太さんに釣り合えてますか？」
右手に持っているグラスを胸に当て下を向くと溢れてくる涙がそのグラスに触れる。
ずっと言えなかった
「わたし、大人っぽくない
貴方は大人だし、優しいし、私は…いつも」
するとするりと私の頬に暖かい手が触れた。
驚いて言葉が止まると中間さんは私の右手に手を重ねて私の首にキスをした。
首にしたと思えば耳にもする
「…釣り合ってるで？
なんや、そんなこと考えてたん？
俺は1番好きなのはAやし、将来ずっと傍におりたいって思ってるで？」
「…？」
「……続きはまた後でな。
じゃあ、行こうか」
それって
中間さんは私の手に触れ階段を登りだした。
「ほんま、Aはシンデレラやな。
…大丈夫。俺が絶対に見つけて助けたるからな」
何度でも
中間さんはそう言って扉を開けた。
会場の中に入るとテーブルの所に行った。
美味しそうな料理とお酒が置いてある。
「やっと来た二人共」
「小瀧くん」
「ほら乾杯するで」
「�陲舛磴鶲�めへんやんけ」
「ええの
今日はお祝いや」
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ハル春(プロフ) - みぃーさん» コメントありがとうございます。みぃーさんのコメントを見て予知夢ですか？！と驚きました。これから少しだけその後をえがいていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします (2019年12月25日 19時) (
レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 赤よりの虹色ジャス民さん» コメント返信遅くなってすみません。そう言ってくださりとても感激です！少しだけまだその後をこれからは更新していきますのでそちらの方も宜しくお願いします (2019年12月25日 19時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
みぃー - 淳太君、かっこよかったです。 続きまってま〜す!! (2019年12月18日 23時) (レス) id: 871bc41d1e (このIDを非表示/違反報告)
赤よりの虹色ジャス民 - 凄く面白かったです！淳太君がメッチイケメン過ぎてヤバかったです。感動のシーンは涙があふれました。 (2019年10月15日 10時) (レス) id: a08afc0a85 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - 流智LOVE(智洋にデレ期？！)さん» コメントありがとうございます。最後まで完結したのですが正直私も寂しいなと思ってしまいます。またこれからも頑張っていきますね！応援ありがとうございます (2019年10月3日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年5月19日 2時
